文学部生の進路就職状況

2016年度(2017年春)立命館大学卒業生進路決定状況

※文学部のみ

(進路把握率=(就職+進学+その他)÷卒業生数)

経済学部

文学部

国際関係学部

法学部

98.2%

97.6%

97.6%

97.1%

・その他文系学部の進路把握率
経営学部:97.9%、産業社会学部:98.5%、政策科学部:97.9%、映像学部:97.1%

進路決定率はかなり高いですし、他学部とも変わりありません。就職希望者のうち就職できた学生の割合をあらわす就職決定率も、毎年95%前後と高い割合となっています。

就活に不可欠な「4つのコミュ力(コミュニケーション力)

す力

自分の考えを相手に口頭で正確に伝える力

く力

相手の発言を聞いて相手の考えを正確に理解する力

く力

自分の考えを文章に書いて読み手に正確に伝える力

む力

文章を読んで筆者の考えを正確に理解する力

就職活動ではコミュ力が重要と言われていますが、文学部の学びでコミュ力が身につくのか、と不安に思っている皆さんもいるかもしれません。そこで、ここからはコミュ力と文学部の学びについてお話しします。
採用選考に当たって企業は「コミュニケーション能力」と「主体性」を重視しています。
文学部の学びにおいては、4つのコミュ力のうち書く力と読む力は「卒業論文の作成」で身につきます。
また、話す力と聞く力も文学部の授業や3・4回生ゼミ(専門演習)をはじめとする少人数授業で、発表したり、他人の発表を聞いて意見を述べたりすることで養うことができます。

文学部の卒業論文とそれによって身につく力

卒業論文を完成するための主な作業工程

STEP1

テーマに関する先行研究(これまでの研究)

STEP2

先行研究の整理と検討、問題点のあぶり出し

STEP3

自分の卒業論文で考察すべき課題の設定

STEP4

課題に対する解答(自分の考え)の論述

卒業論文は、高校までに書いてきた感想文や調べ学習のレポートなどとは全く違うものです。一言で言うならば、未解明の問題に対して新しい考えを提示するものです。
そしてそれぞれの工程を通して、情報収集力、文章読解力、情報分析力、問題発見力、課題設定力、問題解決力、論理的思考・説明力などを身につけてゆきます。これらの力は、卒業後、どんな分野に進んだとしても必要とされるものです。このような力を身につけた文学部生は、どんな分野においても活躍することができると言ってよいでしょう。

文学部の学びと主体性

文学部の学びは企業が採用選考に当たって重視する「主体性」を鍛えるものでもあります。文学部生は卒業論文を作成するために研究テーマを決めますが、その決定は全て自分で行います。卒論作成の過程では教員がさまざまな指導をしますが、その指導はあくまでアドバイスです。その結果、文学部生は自分の研究に関しては、自分一人で考え、判断し、実行しなければならないのです。そんな環境で卒業論文を作成することによって、文学部生には知らず知らずのうちに主体性を身につけていきます。

自分の興味関心をとことん追求できる文学部の学び

自分の好きなことをとことん追求できるのが文学部です。文学部は7学域17専攻の幅広い学問分野を擁していますので、受験生の皆さんの興味関心にぴったりの研究テーマがきっと見つかります。立命館大学文学部に入学して、そんな研究テーマを見つけ、とことん追求してもらいたいと思います。
そして文学部に入学した学生には、早い段階から、できれば1回生の時から卒業後の進路について具体的に考え始めてもらいたいと思います。そうすることで、自分の希望の進路を実現するための準備をしっかりと行えますし、希望の進路の実現につながると考えているからです。

卒業生・採用企業の声

卒業生の声

福本 亘 さん /伊藤忠商事株式会社 食料カンパニー食品流通部門食品流通部(文学部 2009年卒業)

学生時代に海外の文化とビジネスを吸収。
OBとの交流を糧に、誰もが驚く新事業を。

大学時代、カナダ留学中に世界でも類を見ないギンダラの養殖を成功させ、輸出を試みるプロジェクトでのインターンシップに参加。総合商社を志望したのは、そうしたダイナミックな事業展開を目の当たりにして、私も世界をかけめぐり、新しい挑戦がしたいと考えたからです。現在は食品流通部門に所属。大手コンビニエンスストアに向けた新商品の提案、知られざる食材の販路拡大など、仕事の領域は多岐にわたります。中国出張の際は、授業で触れた中国の歴史や考え方がとても役立ちました。また、食品業界には立命館のOBが多く、卒業後に出会った先輩方との交流は、私の財産。これからも「世の中をアッと驚かせるような仕事」をするために挑戦し続けます。

久保田 理沙 さん /トヨタ自動車株式会社 国内販売事業本部 トヨペット店営業部 営業室 営業企画グループ(文学部 2014年卒業)

国際学会での発表にも挑戦した大学時代。
喜びをつくる使命感を胸に、世界市場へ。

多様な価値観や経験をもつ先生方や仲間に刺激され、大学では多くのことに挑戦しました。ツーリズムの講義を受講した仲間と地域観光をテーマに自主ゼミを立ち上げ、国際学会で発表し、学会長賞を受賞。研究対象地の抱える農地の獣害問題を解決する支援活動で、地域の方々からいただいた「ありがとう」の言葉に達成感を得たことが、クルマを通じて世界中の人々の喜びをつくるトヨタ自動車を志望することにつながりました。入社後は、販売台数の計画や、マーケティング戦略の立案などに取り組む新型車の発売準備プロジェクトを担当。シビアな国内市場で培った知恵と経験を、いずれ新興国をはじめとするグローバル市場で生かしたいです。