ゲストスピーカー

2015年11月7日(土)

マーケティングリサーチ
鳥山 正博 教授
ゲスト
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
松原 雅仁

テキストマイニング

講義風景1  プラスアルファ・コンサルティング関西プロジェクト推進室室長の松原雅仁氏に、日本一の利用社数を誇る「見える化エンジン」をはじめとしたテキストマイニングのツールがいかに次世代のマーケティングを変えてゆくかを語ってもらった。

 これまでマーケティングリサーチというのは、アンケートにしても、フォーカスグループインタビューにしても、調査側が「尋ねる」ものであった。それゆえ、尋ねられていないものについての情報は存在しないし、回答はすべて質問により意識に上ったものである、という限界がある。一方、コールセンターには顧客の声(VOC)が溜まっており、ネット上には膨大な書き込みやつぶやきが存在している。その声に「耳を澄ます」というのが新しいアプローチである。それを可能にするのが、クローリング(自動検索ロボット)とテキストマイニングという技術である。

 まずはテキストマイニングについての一般的な説明の後、「見える化エンジン」の説明があった。いかに形態素解析だけでは不正確で、構文解析が必要であるかの説明があり、属性推定の技術の説明があり、見易く使い易く表記をすることの重要性について説明があった。たとえば、あらゆるランキング、推移グラフ、マッピング等から原文参照ができることが、気づきをもたらす上で極めて重要だという。

講義風景1  さらに、用途目的のイメージがつかめるように、大学イメージ、USJのハリーポッターの反響、評判の映画、炭酸飲料の評判等、豊富な例を用いて様々な目的のために使えることを縦横無尽に語った上、キーワード選択のコツや未充足ニーズの発見の仕方、といった具体的な利用を念頭に置いた説明があった。

 試用アカウントの提供もなされたため。現在のプロジェクトに対してどうやってこのツールを使おうかと、受講生は目を輝かせていた。