ゲストスピーカー

2015年11月3日(火)

マーケティングリサーチ
小菅 竜介 准教授
ゲスト
株式会社博報堂 マーケティング戦略企画室 事業統括部 兼
リサーチビジネス推進部 部長
伊賀 聡

コンシューマー・インサイト概論&演習

講義風景1 博報堂で長年マーケティング畑を歩まれてきた伊賀聡氏より、コンシューマーインサイトの本質についてご教授いただいた。

 インサイトの本質が「潜在的意識・価値観・行動・感情などからの深いレベルの洞察」、また、「ブレイクスルーにつながる、スイートスポットの発見と創出のプロセス」であることを踏まえ、演習とグループワークが行われた。

 まず、テレビCMを見て、その背後に潜むインサイトを推測する演習が行われた。受講生はインサイトの構造を学ぶとともに、マーケティング・コミュニケーションにおけるインサイトの重要性を体感することになった。次いで、ロールプレイングにもとづく行動観察とインタビューからインサイトを創出し、商品のアイデアを提案するというグループワークが行われた。受講生は白熱した議論を繰り広げ、独創的なアイデアを生み出すに至った。

講義風景1  伊賀氏からは最後に、「N=1、すなわち、特定の一人の本当の願望を、その人の生活の文脈からつかむことが重要である」とのメッセージをいただいた。

 受講生はインサイト発想に大いに刺激を受けたようだった。「人を観察し、人の意見に耳を傾けていくと、新しい発見がある。そこからイノベーション につながるアイデアが生まれてくる。柔軟な頭を持つことが必要だと感じました。」そのような感想を述べる者もいた。

 講義終了後には伊賀氏を囲む懇親会が行われ、広告・マーケティング業界におけるキャリア戦略などについて活発な質疑応答が続いた。