世界報道写真展 2006




会   場  立命館アジア太平洋大学(APU) コンベンションホール(本部棟2階) 
  〒874-8577 大分県別府市十文字原1−1 
会   期 : 2006月11月10日(金)〜11月30日(木) 
開館時間 : 9時30分〜16時30分(入場は16時まで)
参観料金 : 大人=500円/中・高校生=300円/小学生=200円
主   催 : 立命館大学国際平和ミュージアム/朝日新聞社/世界報道写真財団
後   援 : オランダ大使館/社団法人日本写真協会/社団法人日本写真家協会/滋賀県/草津市/大津市
  滋賀県教育委員会/草津市教育委員会/大津市教育委員会/NHK大津放送局
協賛 : キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社/ティエヌティエクスプレス株式会社


記念講演会 :「国際報道の現場から」  
終了いたしました!ありがとうございました!!
日   時 : 2006年10月20日(金) 10:40〜12:10 
会   場 : 立命館大学びわこ・くさつキャンパス コラーニングハウスT 3階C302
講   師 : 嶋田数之氏(朝日新聞社大阪本社編集局長補佐)


・・・開催趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 世界報道写真展は、1955年にオランダで設立された世界報道写真財団が毎年開催している
「世界報道写真コンテスト」の入賞作品を集め、世界50ヵ所以上を巡回する展覧会で、今年で49回目を迎えます。
 この地球上で起きているあらゆるニュースを最高の取材力と技術力で表現したこれらの写真は
人々に「現実」を強く訴えかける力を持っています。時に命がけで撮影された報道写真を間近に観ていただき
世界の現実について実感し、平和について考える機会にしていただきたく開催するものです。



・・・世界報道写真コンテストについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 オランダに本部を置く「世界報道写真財団World Press Photo Foundation」は1955年、報道写真の重要性と報道の自由を
世界的規模で広げるために設立されました。
 同財団は毎年、プロの写真家が前年1年間に撮影した報道写真を対象にコンテストを開き
「スポットニュース」「スポーツ・アクション」「現代社会の問題」「ポートレート」「自然」など
10部門それぞれ単写真・組写真で入賞作品を選出、最優秀作品を世界報道写真大賞として表彰しています。


…来館者の声・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

身近に起こっていることではないだけに、思わず「うそだろう」とため息がとまらなかった。
今自分がここで立って写真を見ることが幸せなのか?悲しいことなのか複雑な心境。
現在世界中に戦争が起きている。
あたりまえのように毎日戦争による死体が出ている。世界中に生きている人がみんな幸せな、豊かな生活を送れなくても
せめて戦争なんかしないで、平和な世界であってほしい。
こんなささやかな願いがみんなが思っていることでしょう。
しかしなんでできないのでしょうか?

(京都市 20代 会社員)


 世界で起こっている様々な出来事、社会問題などについて、自分があまりにも無知であることを思い知らされました。
自分がいかに無力で小さな存在であるかをいつも感じさせられます。

(京都府 20代 女性)



 今回展示を見て、報道がどれほど規制され、選別されているかわかった。
世界中で、テレビには映し出されない出来事が数えきれない程起こっている。社会的に弱い立場にある人たちの声は
いわゆる「勝ち組」のさじ加減ひとつで握りつぶされる。受け手はそんな事実を知ることもなく、目にするもの
耳に入るものが全てだと勘違いする。「知らないこと」、「知ろうとしないこと」はとても恐ろしいことだ。
私たちは皆、本当の意味での「社会を見る目」を培うべきだと思った。


(草津市 10代 本学学生)


 ショッキングなものから、動物、スポーツなどの様々なジャンルの写真が展示されていて、何というか、心がふるえました。
言葉では表せない様々な想いが込み上げてきました。


(兵庫県 10代 本学学生)


 一瞬一瞬を切り取られた写真には、その一瞬だけでなく過去と未来までをも考えさせる力がある。
写真としての魅力はもとより、人間を取りまくあらゆるものへの関心が深まる機会となった。

(大阪府 20代 本学学生)