資料と写真でみる浮島丸訴訟~遺骨問題の新たな展開に向けて

開催趣旨

戦争終結直後の1945年8月24日、京都府の舞鶴湾で海軍輸送艦・浮島丸が、爆発沈没しました。乗船者の大多数は帰国のために乗船していた韓国人でした。この事件は後に、「浮島丸事件」と言われます。その後、日本政府は日本人乗組員の死傷者には補償しましたが、韓国人には補償をしませんでした。その為、遺族たちは、父親がどのように亡くなったのか分からないまま、長い年月を生きてきましたが1992年になり、浮島丸事件で死亡したことが分かり、日本政府に公式陳謝と賠償を求めて裁判を起こしました。今回のミニ企画展示では、この浮島丸事件に関する日本の戦後責任の経緯について、裁判で明らかになった事件の概要や、遺骨返還の新たな動きについて展示をします 。

会 期 2008年7月8日(火)~7月26日(土)
会 場 立命館大学国際平和ミュージアム2階 ミニ企画展示室
時 間 9時30分~16時30分(入館は16時まで)

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