無言館/京都館―いのちの画室(アトリエ)開設10周年企画
手島守之輔・伊藤守正―ふたりの被爆画学生の絵―展

無言館/京都館―いのちの画室(アトリエ)開設10周年企画 手島守之輔・伊藤守正―ふたりの被爆画学生の絵―展

 

無言館/京都館―いのちの画アトリエ室 開設10周年企画 「海をのぞむ」手島守之輔 無言館/京都館―いのちの画アトリエ室 開設10周年企画 「奈良・高畑の道」伊藤守正
「海をのぞむ」
手島守之輔
(戦没画学生慰霊美術館「無言館」蔵)
「奈良・高畑の道」
伊藤守正(同)


開催趣旨

 2005年開設の無言館/京都館―いのちの画室は、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」が所蔵する作品、画学生たちが遺したスケッチブック、絵筆などを展示しています。今回、「いのちの画室」開設10周年を記念し、「手島守之輔・伊藤守正―ふたりの被爆画学生の絵―展」を開催することになりました。この展示は、原爆で亡くなった画学生2人の作品約20点の他、彼らの遺品も併せて展示します。戦争が激化する中、それでも芸術へのひたむきな情熱を失わなかった二人の作品を是非ご覧ください。

【作家プロフィール 】

手島守之輔
無言館/京都館―いのちの画アトリエ室 開設10周年企画 「自画像」手島守之輔
「自画像」(同)

1914年3月28日
1934年4月
1939年3月
1942年

1945年8月1日
1945年8月6日
1945年8月16日

広島県生まれ
東京美術学校(現東京藝術大学)油画科入学
東京美術学校(現東京藝術大学)油画科卒業
結婚。戦況悪化に伴い妻子とともに広島県竹原へ戻り、中学校の図画教師となる。
臨時召集により応召。広島第2部隊所属
広島で被爆
大町陸軍病院で死亡(享年31)

伊藤守正
無言館/京都館―いのちの画アトリエ室 開設10周年企画 「自画像」伊藤守正
「自画像」(同)

1922年8月5日
1940年4月
1943年12月1日

1945年8月10日
1946年9月

東京都生まれ
東京美術学校(現東京藝術大学)工芸科図案部科入学
学徒出陣で応召。宮崎西部第138部隊、長崎県野母半島飛行機監視哨隊所属
原爆投下翌日の長崎に公務で入り被爆後復員
結核により戦病死(享年24)

会 期 2015年7月1日(水)~8月25日(火)
休館日 月曜日(ただし7月20日(月・祝)は開館、7月21日(火)は休館)
時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 2階展示室内
参観料 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
※ 上記( )内は20名以上の団体料金です。
※ 常設展もあわせて見学いただけます。
主 催 立命館大学国際平和ミュージアム

 


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