火たたき
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火たたき

爆弾(ばくだん)が落とされたときのために、それぞれの家庭にはいろんなものが準備されました。「火たたき」は、先についている縄(なわ)に水をつけて火をたたき消す道具です。ところが、アメリカ軍の爆弾(ばくだん)(焼夷弾=しょういだん)には油が使われていたので、「火たたき」では火は消せませんでした。そのため、砂を使って火を消すために、布製(ぬのせい)の砂袋(すなぶくろ)がつくられました。これを肩(かた)にかついで走る訓練(くんれん)などもありました。