灯火管制(=電灯の黒いカバー)
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灯火管制(とうかかんせい)
(=電灯(でんとう)の黒いカバー)

電灯(でんとう)をつけるとアメリカの飛行機に見つかって爆弾(ばくだん)を落とされるからと、明かりがもれないようにきびしく管理(かんり)されました。電灯(でんとう)のかさに黒いカバーをかけ、まどには黒いまくをつるしました。白いかべも目立つので、すみで黒くぬりました。なべの底のススを使ったり泥(どろ)をぬったりしたものです。町は、外灯(がいとう)も消されて真っ暗でした。夜歩くときぶつかってはいけないので、電信柱(でんしんばしら)や塀(へい)の角(かど)などに、目の高さのところに幅(はば)十センチくらいの白い紙をはりました。でも、アメリカ軍は照明弾(しょうめいだん)を落としてから爆弾(ばくだん)を落とすので、あまり役に立たなかったといいます。