立命館大学生3名が博物館実習を実施しました!!

立命館大学生3名が博物館実習を実施しました!!

 2015年6月28日(日)、7月5日(日)、8月14日(金)、8月15日(土)、8月16日(日)の計5日間にわたり、立命館大学の学生3名が博物館実習に取り組みました。その様子をご紹介します。なお、この記事は実習生が実習の一環で作成した文章をもとに掲載しています。

 博物館実習とは、学芸員資格取得を目指す課程の仕上げにあたる科目です。5日間を通して、実際に博物館施設の現場で学芸員の仕事を体験していただきました。カセム館長やミュージアム職員が運営方針や業務の説明をする講義だけでなく、実際に資料や博物館の機器に触れてもらう機会も設けました。さらに、10月20日(火)から始まる秋季特別展「戦後を語る70のカタチ」のコーナーの一部も担当していただきました。

<主な実習内容>
・6月28日(日)、7月5日(日)の実習
博物館を運営するためにはどのような業務をしているか、ミュージアム職員から業務説明を行いました。収蔵庫や展示室の管理方法の説明、収蔵庫清掃、アスマン式通風乾湿計を用いた計測や、資料カードの作成、収蔵資料のマイクロフィルム化に当っての準備作業などをしていただきました。

・8月14日(金)~16日(日)の実習
秋季特別展示「戦後を語る70のカタチ」の展示企画の一部「1985年 非核都市宣言の拡大」を担当していただきました。展示するポスターや新聞記事の実物資料をよく観察してキャプション作成をし、コーナー紹介パネル、地図やグラフを作成し模擬展示をしていただきました。

<実習生の感想>
学芸員の仕事というとかっこいいイメージがありますが、実際は資料整理など地味な仕事が多いです。しかし、そうした日々の業務の一端を担わせていただき、博物館運営の裏方の仕事を見させていただいたことは非常に貴重な経験となりました。(実習生:浅山、戸田、山口)

 

 

 

  博物館の業務説明   アスマン式通風乾湿計の気温と相対湿度を計測  
 

▲博物館の業務説明

 

▲アスマン式通風乾湿計の気温と相対湿度を計測

 
  マイクロフィルム撮影のための資料状態確認作業   制作した展示の前で  
 

▲ マイクロフィルム撮影のための資料状態確認作業

 

▲制作した展示の前で

 

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