11月3日(金・祝)、栗山新也氏 三線演奏 「南洋諸島で響いた三線の音」を開催しました!!

11月3日(金・祝)、栗山新也氏 三線演奏 「南洋諸島で響いた三線の音」を開催しました!!

 

 

 11月3日(金・祝)14:00より秋季特別展「儀間比呂志版画展―沖縄への思い―」関連企画として、栗山新也氏による三線演奏イベントを開催しました。
 今回演奏された沖縄古典音楽は、普段、生演奏ではめったに聞くことのできない曲ばかりで貴重な機会となりました。

 演奏曲は、結婚式などのおめでたい席で演奏する「かぎやで風節(かじゃでぃふうぶし)」、儀間氏の絵本『テニアンの瞳―南洋いくさものがたり』でも描かれた「諸屯節(しゅどぅんぶし)」、旧南洋諸島に渡った沖縄の人々がアレンジし演奏した「南洋浜千鳥」とその原曲「浜千鳥節」の4曲を三線と歌で披露いただきました。
演奏の合間には、楽器「三線」の特徴、旧南洋諸島への移民とともに伝わった沖縄古典音楽のこと、沖縄口の歌詞の意味などの丁寧な解説があり、曲の背景を思いながら聞くことができました。

 会場に来ていた78人の参加者は、栗山氏の伸びやかな歌声と三線のゆったりと心地よい音色に聴き入っていました。
 参加者からは「南洋諸島と沖縄が三線でつながっていることを初めて知りました。祖父母が出身の沖縄に思いを馳せることができたひと時でした。」、「生の三線の音色に、心がすうっと晴れるような、心地良い時間を過ごさせて頂きました。栗山先生の声もとても素敵でした。」などの感想をいただきました。

 

 儀間比呂志氏は、旧南洋諸島テニアン島の沖縄芝居小屋「球陽座」に住み込み、看板描きや幕引きを経験しました。その後、沖縄の風景や暮らし、そしてライフワークとして沖縄戦をテーマとした作品の数々を発表しました。
 秋季特別展「儀間比呂志版画展―沖縄への思い―」は、12月23日(土・祝)まで開催しております。ぜひご観覧ください。

「儀間比呂志版画展ー沖縄への思いー」詳細はこちら⇒


栗山新也氏 ゆったりと聞き入る参加者の様子
 ▲栗山新也氏 ▲ゆったりと聴き入る参加者

 

 

 

 


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