menu

卒業生に聞く

PHOTO

《2004年 産業社会学部卒業》

藤木康裕さん

読売新聞東京本社

2004年に読売新聞東京本社に入社。広告局の営業職からマーケティング戦略部へ異動となった後、現在は編集局世論調査部へ。意識調査などの結果を読者に発信している。

働く中で、自分にとっての「軸」があるかないか。それはとても大きいことだと思います。

入社してからこれまでで一番長くいたのが広告局マーケティング戦略部です。読売新聞に広告を出してくださるお客様に、裏付けとなるデータを元に期待される効果を説明したり、反響調査を実施して読者の反応を解説するのが主な仕事です。

分析作業は一人でパソコンと格闘する地味な作業です。予想通りの結果が得られる時もあれば、予想とは違う影響が見えてくる場合もある。広告の中には企業広告やイメージ広告など、売り上げや問合せといった形では読者の反応が見えにくいものもあります。それをどのように見せられるかが腕の見せ所です。

読者からの評価が高かった点だけでなく、時には課題を広告主に伝えることで次回につなげてもらえるようにするのも大切です。そうした流れの中でデータが機能して、お客様に「読売新聞に広告を出して良かった」と言ってもらえると嬉しいですね。

PHOTO

実はもともと理系で、数字やデータを元にして考えるのが好きでした。産業社会学部を選んだのも、数字を使って世の中の動きを読み取り、解説できるのが面白そうだと感じたからです。社会統計学や社会調査士の資格を取れるプログラムなど、大学での学びが直結している部分も多くありました。

そろそろ他の仕事も経験してみたいと思っていたところで、編集局の世論調査部に異動となりました。業務職から記者への異動は非常に珍しいケースのようですが、せっかくなのであれこれ覚えたいと思っています。新聞社にいながら今まできちんとした記事を書くことはなく、多くの直しが入った自分の原稿を見ると、少し凹んでしまいますが(笑)

ただ、幸いにも書くのは調査の記事ですから、これまでに学んだデータの見方や集計のしかたについては活かせる部分も多いんです。今の部署では広告局での手法が面白がられる部分もありますし、反対にゆくゆく広告局に戻った時に世論調査部での経験が役に立つこともあるでしょう。データの扱い方や調査の技術を積み重ねていくのが、自分にとっての武器になると思っています。

自分が今まで築いてきたものの中で、調査というものがキャリア形成上の軸になっていると感じます。それをどう磨いていくのかが大事。そういう自分にとっての「軸」があるかないかは、働く中ではとても大きなことだと思います。

「入社から現在に至るまで」ライフチャート

広告局に入社、広告整理部と営業部を経験。マーケティング戦略部配属では、もともとデータを扱うことが好きだったこともあり、強い興味と関心を持って業務に取り組む。最近、世論調査部へ異動となり、全く異なる業務に戸惑うこともあるが、データや調査といった自分の得意分野をさらに磨くチャンスと捉えている。

グラフ

関連情報