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卒業生に聞く

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《2003年 政策科学部卒業》

川口善照さん

日本アイ・ビー・エム株式会社

2003年よりIBMのビジネスサービス事業に勤務。現在は戦略コンサルティング部門に所属し、クライアント企業に対し、中期経営計画策定や新規ビジネス立上げなどのコンサルティングを行う。

「どうすれば上手くいく?」と考え続けていたことは、今の仕事にもつながっていると思います。

現在の仕事は、企業の中長期的な経営計画や新しい商品・サービスの投入、新興国の市場への参入など、クライアントの次の成長に資する案件について、情報を集めて分析し、戦略を一緒に考えていくというものです。例えば、エレクトロニクス製品を作っている会社が、インドや中国などへ進出していく際に、どうすればシェアを獲得できるか、それを考えるお手伝いをするわけです。

入社して10年になりますが、二つとして同じ仕事はないということ。企業が違えば課題も異なりますし、同じ企業でも毎回異なります。難易度は高いのですが、この仕事の魅力は変化について、その意味、影響を考え抜くことが求められること。世界で今、起きようとしている変化を最前線で目の当たりにして、そこからさらに新しい変化をクライアントと一緒に仕掛けていくプロセスは、とてもエキサイティングです。

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大学での学びで印象深かったのは、1回生の時から少人数チームでの演習が多く、どうすればチームで上手く動いて、成果を出せるかを考え続けていたことです。また、政策科学部でのオリター団や学生委員会での活動も、今の仕事につながる部分があったと感じます。私は責任者的な立場だったのですが、会議を開いても出席率が低かったり、方向性をまとめるのに時間がかかったりして、「なぜうまくいかないんだろう?」「どうすればチームに求心力が生まれるのだろう?」と考えることが多かったんです。

その中で、企画の目的や組織のあるべき方向性を定め、そのための手段を工夫し、組織をマネジメントする方法を繰り返し話し合っていたことは、現在のビジネスに通じている部分だと思います。

働く上で大切にしているのは、年ごとに目標やテーマを設定することです。たとえうまくいかなかったとしても、自分がどうなりたいかを見据え、できることを積み上げて、去年とはちょっと違う自分に成ることを心がけることは大事だと思っています。

そうした短期的な目標と、将来を見通して、今何をやらなければいけないのか、逆算して取り組むことも必要です。多くの業界において間違い無いのは、今後ますます日本だけで仕事をしていられなくなるということ。避けられないグローバル化の中で、日本やふるさとをより豊かにするために10年後、20年後自分が役立てるよう、用意周到に必要な能力を身につけていきたいと思っています。

「入社から現在に至るまで」ライフチャート

就職活動時最も入社したいと思っていた大手会計事務所のコンサルティング会社に内定したものの、入社前に内定先とIBMが経営統合し、IBMに入社することに。企業研究など就職活動を通じて想定していた仕事のイメージが白紙になってしまい、当初は自身がどのようなキャリアを積んでいけるのか不安に思うことも多かったという。その後、30社を超えるクライアントとのプロジェクトに関わる中で、徐々に経験と自信を身につける。変化を受入れて素直な気持ちで面白いと思える要素を探すようにしてから、年々仕事の面白みが増していると感じている。

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