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卒業生に聞く

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《1999年 政策科学部卒業》

高橋宏司さん

大津市役所

1999年大津市役所に入庁。土木課、保育課、職員課と部署異動を経験。現在は産業政策課にて大津市内の商店街活性化支援に取り組む。

市民に役立つ仕事をしているという、リアルな実感がやりがいになっています。

直接市民と関わる地方自治体でまちづくりを支援したい」。学生時代に「市民参加型のまちづくり」をテーマに研究に取り組んだことがきっかけで、行政の立場からまちづくりに関わる仕事をしたいと思うようになりました。

しかし、初めからまちづくりの仕事に関われたわけではありません。市役所の仕事は、地味な事務作業から土木・建設などの事業まで非常に多岐にわたり、入庁すると各自いろんな部署を経験することになります。異動のたびに仕事の知識やスキルを身につけて自分を鍛え、社会人として幅を広げていけるのがこの仕事の魅力です。

私の場合は、まず土木課河川係からスタート。4年目に保育課へ異動し、保育所入所受付を担当して初めて窓口業務を経験しました。わが子の入所を切望する親御さんに「入所できない」と事情を説明するのは、精神的にも負担が大きくかなり苦労しました。しかし上司や仲間のフォローを得て、待機児童解消に前向きに取り組めるようになりました。

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もともと人と話すのは苦手だったのですが、窓口業務を経験してずいぶん対人能力が鍛えられました。採用試験を担当する職員課では、大津市役所では初めて各大学での採用説明会を開催し、採用試験の内容の再検討も実施しました。現在では、従来の公務員試験を見直し、面接に重きを置く人物重視の採用を行っています。

今年、念願かなってまちづくりに関わる部署である産業政策課へ異動。ここに来るまでに長い時間がかかりましたが、今というタイミングでよかったと思っています。係長級という立場で仕事に責任も持てますし、いろんな経験をやりたいことに充分に活かせると思うからです。今の部署にいる間に、商店街を活性化する将来ビジョンをつくりあげ、まちが変わり始めるところまでをしっかり見届けたいですね。

市役所での仕事のやりがいは、どの部署においても直接市民と関わりながら目に見えるかたちで地域社会に貢献できることです。周囲で活躍する先輩方を見ていると、学生時代に何かをやり遂げた経験のある人が多いなと感じています。学生時代のうちに頭で考えるよりも行動を起こし、ゼミやバイト、インターンシップなどを通して社会人と対話するようにしてください。きっと将来の仕事を考える糧になると思います。

「入社から現在に至るまで」ライフチャート

希望する大津市役所に採用されて入庁。充実のスタートを切るが、4年目に保育課に異動。当初は未知の分野で初めての窓口業務、しかも待機児童問題に直面した親御さんの苦情対応に苦慮するが、やがて前向きに問題解決に取り組みはじめる。9年目、あこがれの職員課へ異動。仕事量は多かったが、情熱的に採用試験改革を進める。15年目にかねてから希望していた産業政策課へ。学生時代の学びを活かし商店街活性化を担当する。

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