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卒業生に聞く

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《2010年 国際関係学部卒業》

浦 萌々子さん

伊藤忠商事株式会社

2010年伊藤忠商事株式会社に入社。人事部に配属となり、給与制度の設計・立案に携わる。現在は伊藤忠人事総務サービス株式会社に出向し、給与や賞与の算出などの業務を行う。

人事は企業の土台をサポートする“縁の下の力持ち”。とてもやりがいのある仕事です。

学生時代から海外志向が強く、全世界に拠点を持つところに惹かれて総合商社を志望しました。営業担当として海外の現場で働くところを想像していたので、入社後に人事部の企画管理を担当する部署に配属されることになったと聞いた時は、正直驚きました。伊藤忠商事はスペシャリスト養成型で、一度入った部署から異動することはほぼありません。水産の担当ならずっと水産担当。人事部に配属されたらずっと人事部で働くことになります。最初は「なぜわたしが…」と思ったりもしました。でも、早いうちに覚悟を決めなければずっと気持ちが乗らないまま働くことになってしまう。それで「やるっきゃないんだな」と気持ちを切り替えるようにしたんです。

入社当初は自分が何をやっているのかもよくわかっていない状態でした。会社の制度についても法律や税金などについても、なにしろ基礎知識がなかったので。海外勤務となれば通貨や税金も変わりますし、単身赴任をすればその分の手当が付いたりと、お金の動きは毎月変わります。一番大変なのが変動給(ボーナス)で、これは前年度の成績に基づいて一人ずつ算出していくんです。人事の仕事は「100%やって当たり前」と言われます。一つ間違えれば大変なことになりますから、ほんとうに間違えられない仕事ですね。

営業担当のお客さんが会社の外にいるのなら、人事にとってのお客さんは会社の中の人たち。税金の支払いについてや海外赴任の際に相談を受けることも多く、その時に「さすが人事だ」と思ってもらわなければいけません。それもあって、言動やメールの文面、電話での応対、すべてにおいてほんとうに真面目になったなと思います。社員に近い仕事でもあるぶん、感謝されることもすごく多い。それに何千人分の給料を動かしているというダイナミックな面白さもあります。地味な仕事だと思われがちなんですが、実際はとてもやりがいがありますね。

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今のわたしにとっての働きがいは、まず前例がないことです。総合職で入社した新卒採用女性で、母体数が少ないのもありますが人事部門でキャリアを積み重ねていった人は今まであまりいないんです。採用担当にはいらっしゃるんですが、わたしのようにいきなり労務を担当することは珍しく、そういう意味ではこれからが楽しみです。

もう一つは、1年目に指導してくれた上司の影響です。ほんとうに厳しい方で、仕事だけでなく、動作、マナー、挨拶のしかた、服装など、基礎的なことまでみっちり教えてくださいました。ここまで自分にも他人にも厳しい方はいないのではないかと思います。今は海外で勤務されているのですが、どこかで恩返しをしたい。帰国された時に、「よく頑張ったね」と言ってもらえるようになりたいですね。

「入社から現在に至るまで」ライフチャート

海外で活躍することを目指して総合商社に入社したものの、人事部配属となり、入社直後は戸惑う日々。先輩社員の厳しくも熱心な指導の中で、少しずつ人事の仕事のやりがいを見出していく。現場を知りたいと人事関連業務を行う事業会社に出向を希望したことで、さらに仕事の面白さを感じられるように。社内ではこれまでに例のないキャリアを積み重ねることが今後の大きな目標になっている。

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