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歴史や宗教が社会と人間に与える影響は?メキシコや中国でアクティヴに学んだこと。
恒石良子さん

産業社会学部産業社会学科
国際インスティテュート
国際社会プログラム4回生
恒石良子さん
長崎県立佐世保南高校出身
ラテンアメリカ社会の現状を知るため、政府の交換留学生としてメキシコ国立自治大学に1年間留学しました。現地では大学の仲間、ホストファミリーなど、多くの人々と交流を深めました。フィールドワークを通して、ラテンの陽気さの影にある植民地時代の歴史、また先進国への憧れにも似た感情などが入り交じった複雑なアイデンティティを知り、社会や歴史が、人々の行動や民族性に大きく影響していることを感じました。こうした留学を経て、今は北東アジア経済に関するゼミナールに所属し、国際交流や中国進出を果たす日本企業の現状と課題をテーマに研究に取り組んでいます。3回生の2月には実際に北京と大連へ赴き、ホンダや全日本空輸などの日本企業、日本貿易振興機構(JETRO)や総領事館、またNGO団体などへの聞き取り調査を体験しました。急速な変貌を遂げる中国社会のなかで、日中関係、そして日本企業の在るべき姿を考察したいと思います。


イメージ1 イメージ2 留学中はコスタリカやグァテマラ、ホンジュラスなど中米方面、ペルー、ボリヴィアなどの南米諸国へひとり旅に。帰国後はメキシコ社会の「マチズモ(男性優位の考え方)」をテーマにゼミナール大会に参加した。
 




学部長インタビュー

佐藤春吉教授

産業社会学部長
佐藤春吉教授
 
変化し続ける「現代」に呼応し、新たな学びのシステムを構築。
 本学部は2004年に創設40周年を迎えました。現代に生起する問題を多角的な視点からアプローチして学ぶスタイルは、いわゆる学際学部の先駆けといえるでしょう。卒業生は約25000人を数え、社会のあらゆる領域に活躍の場を広げています。また、私たちが学びの対象としている「現代社会」は、常にその姿を変化させています。したがって本学部の環境も、積み重ねてきた教育・研究の伝統を継承するだけでなく、時代の動きに呼応して常に新しくあることが重要です。そこで2005年度より、人間福祉学科に「国際福祉コース」を新設するとともに、産業社会学科「国際社会コース」の定員を拡充します。また、学部独自の英語副専攻を新設し、グローバル化が進む現代社会のニーズに応える教育の国際化をさらに進めます。また「社会調査士」の資格が取得できるプログラムを刷新し、高度な調査・分析能力を備えた人材に対する社会の要請にもしっかりと対応していきます。このように充実した環境を存分に活用するには、学生たちは何をどのように学びたいのか、自らの学びの立脚点を明確にすることが大切です。全国から集まる豊かな個性をもつ仲間たちと刺激しあい、また高めあう中で、4年間を通じて自分の視点を確立し、先輩たちに負けないような学習成果を残してください。

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