お酒の飲み方、勧め方に注意してください
-急性アルコール中毒、未成年者の飲酒の危険性について-
立命館保健センター  2012.04.24
急性アルコール中毒の危険性  イッキのみは絶対にやめましょう 
 『アルコールを過剰に摂取すると急性アルコール中毒で死亡することがある』ということは、みなさんすでにご承知のことと思います。にもかかわらず、毎年のように大学生の不幸な事故が報道されています。
 
 皆さんも、お酒で生命を失わない様にくれぐれも注意してください。「イッキ飲み」が最も危険であることはもちろんですが、許容量を超える飲酒も大変危険です。適正飲酒の原則を守るよう注意してください。
 
 また、未成年者の飲酒は、未成年者飲酒禁止法という法律によって禁止されています。未成年者に飲酒を勧めることは絶対にやめてください。
 
 なお、急性アルコール中毒が万一発生した場合には、適切に対処して救命に努めることが大切です。下記対処法をご確認ください。
 
スマホ用アルハラ断りマウスアプリ  イッキ飲み防止連絡協議会へ
 イラストで描かれた動物たちの口を自分の口に重ねることで、「イッキ飲みは嫌!」「これ以上は飲めない!」「車だから飲めない!」「体質的に飲めない!」という思いを、動物たちがあなたに代わって音声でユーモラスに伝えてくれます! イッキ飲み防止連絡協議会のページから、または、スマホの「PLAYストア」で検索「アルハラ」から、ソフトのダウンロードページにアクセスできます。
 
泥酔者(飲み過ぎた人)の対処方法
  1. 絶対に一人にしない。様子を観察し、状態が悪ければ救急車を呼ぶ。(下記参照)
  2. 衣服を緩めて楽にする。
  3. 体温の低下を防ぐため、毛布などを掛けて暖かくする。
  4. 吐物で窒息するのを防ぐため、横向きで寝かせる。
  5. 吐きそうになったら、抱き起こさずに横向きの状態で吐かせる。
 
こんな時はすぐに救急車を呼ぼう    
  • 大イビキをかいて、ギュッとつねっても全く反応がない。
  • 倒れて口から泡をふいている。
  • 体温が下がって全身が冷たい。
  • 呼吸が異常に速くて浅い、または、異常にゆっくりで時々しか息をしない。
  • 大量の血を吐いた。
 
適正飲酒の10箇条    アルコール健康医学協会
  1. 笑いながら、共に楽しく飲もう
  2. 自分のペースでゆっくりと
  3. 食べながら飲む習慣を
  4. 自分の適量にとどめよう
  5. 週に2日は休肝日を
  6. 人にお酒を無理強いしない
  7. くすりと一緒には飲まない
  8. 強いアルコール飲料は薄めて
  9. 遅くとも夜12時で切り上げよう
  10. 肝臓などの定期検査を
 
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