立命館学園本部・法科大学院等新展開事業〜JR二条駅前に新キャンパス開設                   
                                              2005年3月24日 学校法人立命館

 学校法人立命館(以下、立命館学園という)は、法科大学院等の専門職大学院を中心とした新たな教育・研究拠点を形成するため、京都市の中心部であるJR二条駅南東に新たな校地(8,118u)を確保し、新校舎の建築・移転事業を進めていますが、その中で新たに立命館学園本部の移転・新展開を決定しました。
 2005年3月25日に建築工事起工式を執り行い、今後、2006年9月の竣工をめざして本格的に建築工事を進める予定となっております。


※校舎の外観イメージ

 立命館学園本部・法科大学院等新展開事業の概要は下記の通りです。


1.立命館学園本部・法科大学院等の新展開事業の趣旨

立命館学園は、1980年代以降、学園長期計画を策定し、学部・大学院や附属校の新設をはじめ、社会的要請に応える新しい専門職養成大学院の設置を進めてきました。

現在、立命館大学(衣笠キャンパス/京都市、びわこ・くさつキャンパス/滋賀県草津市)、立命館アジア太平洋大学(大分県別府市)の2大学、3附属校・6キャンパスを擁する総合学園として発展してきました。2006年4月には新たに立命館小学校(京都市北区)の開校を予定しており、小・中・高・大・院の本格的な一貫教育を実現します。
 
このように学園が広がりを持った展開を進める中、今後いっそう各キャンパスが豊かな個性と特色を持って先進的な教育・研究・社会貢献事業を進めることが重要となっています。このため、各キャンパスの特色化と同時に、それを統合する学園本部機能の強化をはかります。

今次の学園本部・法科大学院等の新展開事業は、国内外に広がる立命館学園全体の中枢となる学園本部を京都市内の交通至便なJR二条駅南東の新キャンパスに移転することにより、総合学園の拠点として学園全体のさらなる発展と大学の街「京都」への社会的・地域的貢献を果たすことをめざしたものです。

また、法科大学院経営管理研究科をはじめとした専門職大学院等の拠点とすることにより、社会に開かれた「知の創造拠点」として大学院教学のさらなる充実発展をはかります。


2.「京都二条キャンパス(仮称)」に移転・新展開する主な機能

・学園本部機能・・・約8,900u
・法務研究科(法科大学院)・・・約10,000u
・上記以外の専門職大学院等施設・・・約8,200u
  経営管理研究科(ビジネススクール、アカウンティングスクール)
  大学アドミニストレーター養成大学院(仮称)<設立予定>
  大学行政研究・研修センター など
  ※経営管理研究科は、2006年4月開設に向けて申請準備中です。

3.校舎建築概要

(1)建 設 地:京都市中京区西ノ京栂尾町1番7及び2番10
(2)敷地面積: 8,118u
(3)建築面積: 3,954u
(4)延床面積:27,147u
(5)階  数:地下1階、地上7階
(6)構  造:鉄骨鉄筋コンクリート造

                                                                以上