文部科学省「平成17年度大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援)」に採択
                   

2005年7月29日 立命館大学


 立命館大学では、積極的に留学生を受入れると共に、研究分野における国際交流も活発に展開しています。この国際化の取組みをさらに発展させるため、文部科学省「平成17年度大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援)」に申請を行い、このたび採択されました。

 本プログラムは、『我が国の高等教育の国際的通用性・共通性の向上を図るため、大学等の教職員を海外の教育研究機関等に派遣し、教育能力の向上及び教育内容・方法等の改善を図る、優れた取組みを選定し財政支援を行なうことで、高等教育改革を一層促進させること』を目的としています。
 今回は、全国の大学・短大・高等専門学校から101件の申請があり、19件が採択されました。


取組み名称大学院留学生の入学前教育プログラムの開発
取組み単位立命館大学経済学研究科
取組みの概要本取組は、大学院留学生に対する英語による専門教育システムを円滑に運営するための、入学前教育システムの構築を目的としている。大学院留学生に対して、英語による専門教育を実施するプログラムに対しては、日本政府(JICA)、国際機関(IMF、ADB)等の奨学金制度も存在し、優秀な留学生受入れの中核となっている。こうした留学生のバックグラウンドが均質ではなく、奨学金を提供している組織からは専門科目への効果的導入に資する入学前教育プログラムに対する要望が強い。本取組では、有効な事前教育プログラムの構築を目的し、こうしたプログラムを有する海外の大学での受講・調査、TESOL資格取得のための派遣、留学生出身国の実態調査、奨学金を提供している組織の要望調査等から得た経験・情報収集を通じて、従来の語学教育に止まらない、専門分野の基礎教育を含む総合的な大学院入学前教育プログラムを開発する。

以上