文部科学省 平成17年度「魅力ある大学院教育」イニシアティブに採択されました

2005年10月26日  立命館大学


 このたび、立命館大学先端総合学術研究科先端総合学術専攻は、文部科学省平成17年度「魅力ある大学院教育」イニシアティブ(大学院GP)に採択されました。
 「魅力ある大学院教育」イニシアティブは、現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るため、大学院における意欲的かつ独創的な研究者養成に関する教育取組に対し重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化(教育の課程の組織的な展開の強化)を推進することを目的としています。
 本学の取り組みは、大学院教育の実質化のための各項目の方策が非常に優れており、十分期待できるとともに、教育プログラムが事業の趣旨に適合しており、その実現性、一定の成果と今後の展開の面も期待できると判断され、今回採択されました。

「プロジェクトを基礎とした人社系研究者養成(プロジェクトベーストプログラムの構築)」概要
1. 教育プログラムの名称
   「プロジェクトを基礎とした人社系研究者養成(プロジェクトベーストプログラムの構築)」

2. 取組実施研究科・専攻名
   先端総合学術研究科 先端総合学術専攻

3. 取組概要
  20世紀の自然科学の展開のインパクトを受け止めつつ人社系を革新する研究者養成を目指す先端総合学術専攻は様々な先駆的な試みを実施しているが、今次プログラムにおいては、プロジェクトベーストプログラム(PBP)のいっそうの高度化のために、@院生が最終的な博士論文の完成を達成するための論文構築の基礎能力を強化する、A本研究科のカリキュラムの特徴の一つである「スキル系科目」強化によって研究者としてのスキルの質の向上を図る、B国際シンポジウムの準備過程への院生の参加、プロジェクト研究における協働と連携の能力を実践を通じていっそう強化する、Cプロジェクト・、マネジメント体制を整備する、D人的ネットワークをさらに拡大強化することにより、新たな研究者養成プログラムのモデル構築を目指します。