立命館大学
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2006年4月3日

立命館守山高等学校が
文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールに指定されました


 立命館守山高等学校は、「文理の知的バイリンガル」をキーワードに教育プログラムの検討を進めてきましたが、このたび、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールに指定されました(文部科学省 4月3日発表)ので、下記に概要をお知らせいたします

1.文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール」とは
 科学技術、理科・数学教育を重点的に行う学校をスーパーサイエンスハイスクールとして指定し、高等学校及び中高一貫教育校における、理科・数学に重点を置いた取組を、大学等との密接な連携の下で推進し、将来の国際的な科学技術系人材の育成に資するための文部科学省の事業(2002年度から実施)。

2.立命館守山高等学校 スーパーサイエンスハイスクール概要
(1)趣旨〜地域に学び世界に向けて発信する科学技術教育
 立命館守山高等学校のSSH事業は、世界に視座を置きながら身近なところに問題を発見し行動につなげることのできるひとづくりに、私立総合学園立命館の高大院一貫教育からアプローチするものです。そして、「知の世紀」と言われる21世紀国際社会において、高いこころざしを抱いて生涯にわたって学び、行動する力を備え、夢のもてる未来の創造に寄与する、次世代のたくましい担い手の育成を目指します。
 守山市立守山女子高等学校からの設置者移管にあたり、滋賀県守山市と学校法人立命館は、「まちづくり協定書(2005年9月14日)」を締結し「教育のまち・守山」の発展を目指すことを確認してきました。
 これを踏まえ、立命館守山高等学校は、すべての生徒を対象に研究開発を進め、地域とともに世界に向けて発信する新たな「コミュニティー創生」事業として、スーパーサイエンスハイスクール事業を実施します。
(2)内容
 立命館守山高等学校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)は、「高大院連携による科学技術教育と文理融合教育を通して、国際貢献・地域貢献を目指す『コミュニティー創生』」を課題に、以下の二つの柱のもとで研究開発を進めます。

 T 立命館大学に設置する「科学技術教育研究推進部門(仮称)」のもと、立命館守山高等学校に開設する「アドバンスト・プレイスメント(AP)科目」を軸とする高大院連携教育や大学の授業の高校での単位認定、高大院の「ファスト・トラック制度」(大学での学びを実質3年で修了し、大学院へ進学するプログラム)など、高大院接続の新たなモデル創出
 U 「科学技術教育研究推進部門(仮称)」を拠点に展開するものづくり・現物・現場から科学を学ぶ「科学と技術の統合的教育」、科学技術をテーマとするキャリア教育、インターンシップ、アントレプレナーシップ教育の研究開発と「地域貢献センター(Community Service Center)」を拠点に展開する、地域に学び世界に向けて発信する科学技術教育の研究開発