立命館大学
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2006年7月28日 立命館大学 立命館アジア太平洋大学

文部科学省 平成18年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に採択


 立命館大学は、文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(以下、「現代GP」)として、『地域活性化への貢献(広域型)』および『実践的総合キャリア教育の推進』の分野で採択されました。また、立命館アジア太平洋大学でも『実践的総合キャリア教育の推進』の分野で採択されました。

 「現代GP」は、各種審議会からの提言等、社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、各大学等から申請された取組の中から、特に優れた教育プロジェクト(取組)を選定し、財政支援を行うもので、高等教育の更なる活性化が促進されることを目的とするものです。

■ 選定された取組の概要
<立命館大学>
「人文学的知の地域還元で変わる歴史都市京都」概要

1.取組期間:平成18年度〜平成20年度
2.申請テーマ:「人文学的知の地域還元で変わる歴史都市京都」
3.取組の主体:文学部、法学部、産業社会学部、政策科学部、国際関係学部
4.取組の内容:
 歴史都市京都の中でも、立命館大学衣笠キャンパスが位置する京都市北西地域に焦点を合わせ、人文学の視点からその特色や資源を再発掘するとともに、その活用の将来展望を地域とともに描くものである。この地に花開いた文化的伝統は、精神面、物質面のいずれにおいても今日に受け継がれているが、地域が抱えるさまざまな問題もあって、広く住民が共有する現有資産となっていない。こうした問題に対処しうるのは、この歴史都市にあっては歴史的、地理的諸条件を深く検証する人文学的知の手法なのであり、これを担う文学部が、問題意識を共有する産官学地域連携組織「京都歴史回廊協議会」とともに具体的な教育プログラムを開発する。 地域住民と学生がともに学ぶインターンシップを含む教養教育科目群は、文学部が組織を上げて取り組む地域貢献として、ややもすれば現代社会と乖離しがちだったこの学問の担い手にも、新たな意識変革をもたらすだろう。

「IT人材育成のための実践的キャリア教育」概要

1.取組期間:平成18年度〜平成20年度
2.申請テーマ:「IT人材育成のための実践的キャリア教育」
3.取組の主体:情報理工学部
4.取組の内容:
 立命館大学情報理工学部は、情報科学を基礎とした多様な分野の教育・研究を通じて、グローバルコモンセンスと独創性を持ち、革新的に社会の課題を解決する「国際的な高度IT人材の育成」を目的に設立された。本取組は、こうした学部設立の精神に則り、学部の教学理念である実学的・実践的教育を基に開発された。日本の大学では数少ない進級制度を導入することによって、専門科目の系統的履修を支え、ITスキルを修得させるとともに、キャリア養成科目群やインターンシップなどの産学連携型教育を一体化している。さらに、創成科目によるモノづくり教育を通じて、モノづくりのプロセスとマインドを体験的に学習させることで、技術者として必要なITコア・コンピテンシーの養成を目指している。このように、情報理工学部では、本取組を実践的な総合キャリア教育と位置付け、世界を舞台に活躍できる高度なIT人材を育成することをねらいとしている。

<立命館アジア太平洋大学>
「グローバル人材養成のためのキャリア教育」概要

1.取組期間:平成18年度〜平成20年度
2.申請テーマ:「グローバル人材養成のためのキャリア教育」
3.取組の主体:アジア太平洋大学
4.取組の内容:
 本取り組みの目的は、グローバル人材養成のための体系的なキャリア教育システムを構築することである。グローバル化する社会に貢献する人材を育成するためには、言語能力や異文化間コミュニケーション能力、専門能力をキャリア開発に結実することが求められる。そのため、立命館アジア太平洋大学の大きな特徴である、約半数が外国人という国際的学生・教員構成と日本語と英語の二言語による教育という国際的環境を活用する。本取り組みの最大の特徴は、協力講座やインターンシップなど企業等、外部の機関との連携により、専門教育の内容が実社会でどのように活かされているのかを理解させる工夫を行っていることである。これを通じて、キャリア開発科目の設置にとどまらず、専門教育とキャリア開発の結合したキャリア教育を目指している。さらに、学生カルテシステムを活用し、学習・学生活動・キャリア開発の一体的指導と個別カウンセリング・指導を重視したキャリア教育支援を行う。

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