立命館大学
Powered by Google
訪問者別ページへ 受験生 学部 大学院 留学生 在学生 在学生父母 交友 教職員
Profile Headline News Pick Up! Rits Frontline

Headline News

2006年12月4日 立命館大学

株式会社如月社(京都シネマ)と立命館大学との学術交流協定の締結について


 立命館大学と株式会社如月社はこの度、学術交流協定を締結いたしました。
 両者は京都シネマを「学びの場」と位置づけ、立命館大学映像学部の学生へのインターシップ実施、映画を教材とした講義、学生の製作発表などをはじめとする取り組みを行い、学生に「自身の作品を世に問う」「映画興行をマネジメントする」場を提供します。
 「映画のまち・京都」を舞台に、学術的な成果を一般に公開し、地域に根ざした映像文化を発信していきます。
 詳細は下記のとおりです。

【学術交流協定締結の背景】

 立命館大学は、社会の活性化と生活の質の向上につながる映像文化を理解する教養と、世界に通用する映像コンテンツを制作・プロデュースする専門知識を持ち合わせた学生の育成を目指し2007年4月に映像学部を開設する。同学部は日本映画黎明期の文化遺産を継承する「映画のまち・京都」を中心に自治体や企業と連携し、"学生が現場から学ぶカリキュラム"の提供を特徴の一つとする。

 株式会社如月社は烏丸四条「COCON烏丸」内に3つのスクリーンを擁する京都シネマを運営する企業であり、これまで国内外のドキュメンタリー作品をはじめ、一般的な劇場では上映されないような世界各国の優れた作品を提供してきた。また、映画を通じて、世界の多様な文化や価値観を知り、多くの一般の方に共有してもらうことを方針として掲げており、大学・行政との共同の取組みとして、財団法人大学コンソーシアム京都主催の「京都国際学生映画祭」等にも積極的に取り組んでいる。

 これらの取り組みは京都から発信する映像文化、地域に根ざした映像文化を担う人材の育成という、映像学部の設置趣旨、人材育成方針と合致するものであり、両者は「映画館を教室」と位置づけた取り組みを、映像学部の学生に「自身の作品を世に問う」「映画興行をマネジメントする」場を提供することで合意した。    

【取り組みの主な内容】

(1)長期・短期インターンシップの受け入れ
 株式会社如月社への映像学部学生のインターンシップ(長期型・・・3回生対象/短期型・・・2回生以上対象・夏期休暇期間もしくは週1回型など)を実施する。学生は劇場運営の新規事業の開発や映画興行の企画実施を行う。

(2)授業での劇場の利用
 映像学部の「映像文化研究」の講義において、前後期セメスター各1〜2回程度、京都シネマを利用する特別上映や、通常の上映ラインナップ作品を授業テキストとして鑑賞指定対象とする。

(3)映像学部特別料金の設定
 映像学部の学生が授業の一環として映画鑑賞を行う場合、特別料金を適用する。

(4)学生作品発表の場としての劇場の使用
 学生の卒業制作を中心とした作品の発表の場として劇場を利用する。学生主体の企画として企画・執行マネジメント、宣伝を含めた発表会を行い、一般に公開する。

(5)社会に開かれた上映会の企画
 一般に開かれた講座として、映像学部の教員による解説付きの上映会を行う。