立命館大学
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2007年1月24日 立命館大学

若手研究者育成に重点的に取り組みます
「大学院博士課程後期課程 研究力強化プログラム」について


 このたび、立命館大学では、優れた若手研究者の育成という社会的使命をさらに高い次元で果たすために、大学院博士課程後期課程の教育・研究の抜本的充実に取り組むこととなりました。
 そのコアとなる「大学院博士課程後期課程 研究力強化プログラム」等をご紹介いたします。

1.趣旨
 いま大学は、環境破壊など地球的規模の諸課題を解決するために、「知的基盤社会」の担い手である優れた若手研究者を育成し、輩出することを、社会から強く期待されています。
 立命館は、教育・研究機関として世界と日本の平和的・民主的・持続的発展に貢献することを使命としています。立命館が社会の期待に応え、使命を果たすためには、これまで以上に大学院、特に博士課程後期課程の教育・研究を高度化し、先端的で独創的な研究成果を生み出す優秀な若手研究者の育成に取り組まなければなりません。
 このような責務を踏まえ、このたび立命館大学では、大学院博士課程後期課程学生が将来のキャリアを形成するための研究力を強化するプログラムを実施するとともに、知識基盤社会の担い手である研究者を目指す学生を励ますために学費の見直しを行いました。

2.概要

(1)博士課程後期課程研究力強化プログラム 主な制度は以下の2つです。
@ 研究奨励奨学金
 大学院の博士課程後期課程の学生にとって、先端的で独創的な研究成果を創出し、社会的に評価をされる研究業績を残すことが、将来のキャリア形成につながります。そこで、学生が優れた研究成果の創出に取り組み、社会的評価を受ける制度等(例えば日本学術振興会が実施する特別研究員制度等)に積極的にチャレンジすることを奨励するためのインセンティブ制度として、「研究奨励奨学金」制度を実施します。
 これは、各研究科等で定めた基準に沿って、研究業績を基に選考し、年額50万円(全体人数の20%以内)もしくは25万円(全体人数の20%以内)の「研究奨励奨学金」を支給する制度です。
A 国際的研究活動促進研究費
 若手研究者のキャリア形成にとって、海外研究機関等における研究経験は、日本と異なる研究環境のもとで刺激的な共同研究を経験できることから、実質的な研究力量の向上につながります。そこで、博士課程後期課程において30日以上の海外派遣を促進するために、「国際的研究活動促進研究費」制度を実施します。
 これは、学生の研究計画書をもとに全学で審査を行い、研究成果創出が期待できる海外研究計画であると判断された学生に対し、年額60万円の研究費を支給する制度です(最大50名)。

(2)学費の見直し
「知識基盤社会」の担い手である研究者を志す学生であっても、博士課程後期課程を経て研究者としてのキャリアに至るまでには多くの年月を要するため、進学を断念する学生もいます。優秀な若手研究者の育成という責務の重要性を踏まえ、研究者を志す学生を励ますために、博士課程後期課程の学費を見直します(全研究科とも年額50万円)。

3.実施時期
2007年4月より実施します。

以上

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