立命館大学
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2007年5月10日 立命館大学

同済大学(中華人民共和国)及び大阪市との連携による
新たな教学展開について


 このたび、立命館大学(京都市中京区)は、同済大学(中華人民共和国)及び大阪市との連携によって、大阪市内において新たな教学展開をいたします。
 この連携を契機として、日本、大阪市、中華人民共和国や上海市等の発展に寄与していきたいと考えています。

 
1.意義
 立命館大学は、日本と中華人民共和国(以下、「中国」)との交流を重視し、1955年に中国科学院学術視察団(代表 郭沫若氏)、1957年には中国赤十字社代表団(代表 李徳全氏)を受け入れ、歓迎してきました。今年4月13日には、温家宝国務院総理が来校し、中国語を学ぶ学生や立命館小学生、立命館大学硬式野球部と交流を行いました。
 1990年代以降、とりわけ2000年に立命館アジア太平洋大学を開学してからは、立命館への中国からの留学生が飛躍的に増大して現在875名になり、他方で立命館学生の中国の大学への留学も大学の正規のプログラムだけで124名と増大。中国との交流はさらに深まっています。また、2004年から開始した「中国の大学管理運営幹部特別研修」には中国の大学教員等504名が参加し、2005年に日本で最初の孔子学院が立命館大学に設置されています。
 この間、大阪市では、創造都市づくりの一環として、都市の活性化に資する大学等の誘致を進めており、特に、経済成長を続ける中国において通用するビジネス人材の育成や日中間のビジネス交流の促進などが大阪市の活性化に大きく貢献することが期待されることから、同済大学に対し、大阪への分校設置の誘致活動を行ってきました。この大阪市の誘致活動に対し、この度同済大学も大阪市に進出することを決定しました。
 立命館大学は、1997年に中国・同済大学と包括協定を締結していたことから、その包括協定を具体化すべく、この取り組みに共同参加します。

 
2.新たな教学展開
 立命館大学と中国・同済大学は教学的に連携し、大阪市の支援のもと、「同済大学大阪分校」を立命館大学の大阪サテライトキャンパスである「立命館アカデメイア@大阪」(大阪市中央区北浜3-1-18)に開設します。

(1)概要
 次のような教学展開を検討しています。
1. 第1期
  (2007年度後期の開設をめざす)
  • 同済大学が最新中国ビジネス事情などの公開講座を開設
  • 立命館大学がビジネス中国語講座を開設
2. 第2期(2008年度の開設をめざす)
  • 同済大学がMBA正規科目の一部を開講
  • 立命館大学経営管理研究科のコースの中から同済大学大阪分校連携科目を開設
3. 第3期(2009年度の開設をめざす)
  • 立命館大学-中国・同済大学間のMBAデュアルデグリープログラムを開設
  • 立命館大学-中国・同済大学間の理工系及び中国研究をはじめとした社会・人文科学における連携を開拓
(2)特徴
  • 社会人も参加しやすいように、大阪の都心部において、夜間や土日を活用した時間でプログラムを提供します。
  • 第2期のエグゼクティブMBAコースでは、同済大学の正規MBAの中から、社会人にニーズの高い科目を中心に授業を行い、終了時にはコース修了を認定するとともに、同済大学の単位としても認定する予定。将来、同済大学のMBA取得に際しては、その単位を活用可能とします。
  • 同済大学-立命館大学間のデュアルディグリープログラムでは、立命館大学と同済大学の両大学のMBAを取得可能とします。

 ※立命館大学経営管理研究科の詳細はこちら

以上