2007年6月15日 学校法人立命館
立命館大学は2008年度入試より立命館大学と立命館アジア太平洋大学の入学試験会場を11会場増やし(2007年度入試比)、全国30試験会場で試験を実施します。また各地域において受験生に対してきめ細やかに大学の情報を伝えていくことを目的に地域拠点オフィス「立命館プラザ」を設置します。 1.概要 国内の18歳人口が減少する中において、大学が受験生を選抜する時代から受験生が大学を選ぶ時代になったといわれています。現在、受験生に対する情報提供の形は様々ですが、その内容が必ずしも受験生個々の求める情報と一致しないケースも多々見られます。 大学は受験生に対して画一的な情報を発信するだけではなく、多様な受験生のニーズに応えた情報を個々に発信することが求められています。そのためには、受験生や高校と一層直接的な接点を持って、コミュニケーションをとることが必要です。 立命館大学は1956年度入試から地方試験会場を設置しました(当時:札幌、名古屋、広島、福岡)。また20年間にわたりは入試方式を多様化し、地方試験会場の拡大を図りながら、本学に入りたい学生を積極的に受け入れるための入試改革を進めてきました。 現在では、地元近畿圏以外の出身の学生が半数を占める全国型の大学となり、校友の方々も全国各地で活躍されています。2000年度に開設した立命館アジア太平洋大学においても、この伝統を受け継ぎ、地元圏(九州)以外からの志願者が過半数を占める大学となっています。 これらの到達点の上に立ち、一層受験生が身近に立命館を感じていただけるよう、2008年度入試に向けた新たな取り組みを進めます。 まず、受験生が地元で受験できる機会を増やすために、2008年度入試には立命館大学と立命館アジア太平洋大学の入学試験会場を昨年度より11試験会場増やして、全国30試験会場で試験を実施します。あわせて地域拠点オフィス「立命館プラザ」を設置します。「立命館プラザ」では受験生や高校生、父母、教員等本学に興味を持っていただいた方々に立命館大学、立命館アジア太平洋大学のきめ細やかな情報提供を行います。 また、受験生が拠点オフィスで本学の在学生と集い交流しあうことによって、両大学への関心をより深めることをや各地区の受験生や高校生、父母とより密接なコミュニケーションをとることをめざした取り組みを行います。
2.概要
*以上、4箇所については、既に活動を開始しているプラザもありますが、全体として7月にグランドオープンします。
■各拠点展開
福岡:明太子レッド 博多土産の代表とも言える明太子。立命館プラザ第一号にふさわしいインパクト強い赤です。
名古屋:シャチホコ 名古屋城のシャチホコの豪華爛漫なイメージを表現しました。
札幌:ラベンダー 今や富良野が有名ですが、日本のラベンダー栽培発祥の地は札幌市。可憐な紫でやわらかい色を表現しました。
神戸:港町のブルー 西日本を代表する港町神戸。神戸港に広がる青く澄んだ海をイメージしています。
以上