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講演を行う原良憲氏

会場の様子

「コミュニケーションサービスの最新動向に関するシンポジウム」開催

 3月24日(金)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、コミュニケーションサービスの最新動向に関するシンポジウムを開催した。これは、学内研究プロジェクト「ユビキタス網サービス研究会」の一環として行われ、企業から招かれた3名が、最近のユビキタス社会における現状など多様な切り口から講演を展開した。

 開会あいさつに続き、NECインターネットシステム研究所の研究統括マネージャーである原良憲氏が、「Symbiotic Computing ―ユビキタス社会とICT産業の今後―」と題した講演を行った。原氏は、オフィスや街角など利用シーン別のユビキタス化や、ネットワーク化されるデジタル家電の開発に見られる産業別のユビキタス化など、現在の社会やマーケティングの状況を説明。そして、携帯電話のFOMA1台で、社内では内線、社外では外線として使用できる例など、NECが取り組んでいる具体的な事例を紹介した。また、様々な状況に適合し、人に優しいしなやかなシステムと言われるSymbiotic systemの利点や課題、その解決策などを説明し、カメラの高度活用技術“モザイキング”など、新技術の紹介も行った。

 その後、NTTドコモマルチメディア研究所所長の栄藤稔氏が「モバイルマルチメディアの現状と今後」をテーマに講演。また、NTTレゾナントの担当部長である竹野浩氏は「gooの検索技術について」の講演を行い、閉会を迎えた。

 会場では、情報理工学部の教授や学生などが多数参加し、時折質問を交えながら、熱心に耳を傾けていた。