筑紫哲也客員教授・岡本行夫客員教授が語る「この国の行方」を開催
7月15日(土)立命館大学衣笠キャンパス以学館にて、筑紫哲也客員教授就任を記念した講演会、筑紫哲也客員教授・岡本行夫客員教授が語る「この国の行方」が開かれた。
講演会の1部では、筑紫氏と岡本氏がそれぞれ、「この国の行方」について自身の考えを述べられた。
筑紫氏は冒頭、これからの日本を背負って立つ若者の重要性、そして教育の重要性についてふれた。今回、客員教授としてゼミを持ち、学生と関わっていくことについて、「大きな期待を抱くと共に、自身も色々なことを学んでいくつもりである」と意気込みを述べた。また、この国における女性の社会的な役割について、「残された潜在的な力」とし、女性の能力の高さについても語った。
続いて岡本氏が講演し、今、日本がアジアでどのような存在であるのかを、自身の体験を基に語られた。その上で、「学生には色々な国を訪れ、異なった環境を肌で感じながら、教養を見につけていって欲しい。教養は知識の有無ではなく、物事を知ろうと、努力することである」との言葉を学生に送った。
2部では、両氏のゼミの学生が本日の講演を聞いての感想を述べた上で、質問を投げかけた。鋭い質問も多々あり、両氏は難しい顔をしながらも、熱心に答えていた。
会場には、外部からも多くの人が訪れ、両氏の話に聞き入っていた。
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