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「ロレアル色の科学と芸術賞」の金賞を受賞した北岡明佳教授

賞状授与の様子

北岡明佳 文学部教授が「ロレアル 色の科学と芸術賞」を受賞

 北岡明佳・文学部教授が、色についての科学・芸術分野の国際的な賞「ロレアル色の科学と芸術賞」の金賞を受賞し、12月1日(金)に東京・泉ガーデンギャラリーで受賞式が行われた。
 北岡教授は錯視の研究者。錯視とは、目などの感覚器に異常がないのに、図形などが実際の物理的特徴と違ったものに認識される現象で、北岡教授は、円状の蛇の目模様が回転して見える代表作「蛇の回転」など新しい錯視作品を次々と生み出してきた。
 金賞を受賞した論文では、錯視における色の効果に対して、黄−青の組み合わせ、赤−緑の組み合わせという補色的基本要素が「蛇の回転」の効果にどう影響するかを詳細に分析した。
 受賞式では「ロレアル賞金賞受賞講演」が行われ、北岡教授は錯視とは何か、錯視デザインで金賞受賞の理由等についてのプレゼンテーションを行い、「錯視デザインは色さらには知覚の科学と芸術の発展に貢献できる」と締めくくった。
 「ロレアル色の科学と芸術賞」は化粧品メーカー「ロレアルグループ」(本社・パリ)が行っており、今回で9回目。日本や欧米諸国等から226件の応募があった。 

北岡明佳・文学部教授の錯視作品掲載のHPはこちら