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展示されている絵画を鑑賞する来場者

会場の様子

「堂本印象の挑戦 〜日本画ってなんだろう」開催中

 京都府立堂本印象美術館で立命館大学と京都府主催の企画展「堂本印象の挑戦 〜日本画ってなんだろう」が1月5日(金)より4月8日(日)まで開催されている。

 近代日本画の大家である堂本印象(1891〜1975)の、伝統的日本画や当時最も前衛的と評価された抽象画の作品を展示。具体的な対象物を描く「具象」から「抽象」という印象の表現方法の変遷を通し、日本画とは何かを考える内容となっている。

 日本画の伝統を受け継ぎ活躍していた印象は、それまでの技法に飽き足らず、64歳で渡欧。そして自ら「新造形」と名付けた抽象画の世界をつくりだした。様々な新しい技法を用いて表現された美は、世界を驚かせた。昭和36年には文化勲章を受章している。

 来場していた73歳の男性は「渡欧後に描かれた抽象画の中にも、墨のような黒い線が多いところは、やはり日本画らしいと思いました」と感想を述べた。

この展覧会は京都国立近代美術館で開催中の「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」との関連企画展となっている。他にも2月10日(土)には衣笠キャンパスで記念シンポジウム「日本画 変貌 −伝統と近代化のはざまで」が開催される。


堂本印象美術館のHPはこちら