立命館大学
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川口清史・立命館総長の講義の様子

教室の様子

「日本の近現代と立命館」川口新総長による最終講義


 1月15日(月)びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、「日本の近現代と立命館」の最終講義を行った。教養教育科目であるこの講義では、立命館大学の歴史を通じて日本近現代史を学ぶことにより、今日我々が直面している近代化のひずみや教育の危機などの諸問題を、身近な視点から再考している。14回目となる今回は、1月より立命館の総長に就任した川口清史教授が「ポスト産業社会のなかの大学と立命館」をテーマに講義を行った。
 冒頭で川口総長は総長に就任したことに触れ、今までに自らが関わってきた業績のひとつであるBKC開学にまつわるエピソードを紹介した。また、この講義の狙いや意義について語り、「立命館の姿をしっかり受け止めて、これからどのように変えていくのかを考える事が大切であると」と述べ、立命館について主体的に考え、行動していくことの重要性を語った。
 講義では、イギリスやドイツ、アメリカの大学制度の歴史と比較しながら、現在までの日本の大学のあり方を紹介。エリート養成のための大学から、大学全入時代と言われるユニバーサルの段階へ来ている現在までの変遷を、日本の社会状況との関わりから説明した。また、総合大学としての立命館のこれからの展望についても言及し、今年度最後の講義を締めくくった。
 会場には受講生以外の学生も多数つめかけ、メモをとりながら新しい総長の言葉に熱心に耳を傾けていた。