立命館大学
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ロンドン大学のマイク・バティ氏

アンディ・ハドソン=スミス氏

国際シンポジウム「バーチャル・シティ研究の新たな展開」開催


 1月29日(月)衣笠キャンパスにおいて立命館大学21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテインメント創成研究」が主催し、国際シンポジウム「バーチャル・シティ研究の新たな展開」を開催した。

近年、Google Earth等のオンライン地図配信システムが登場し、バーチャル・シティ研究は急速に進化している。バーチャル・シティとは、デジタル化された都市の3D模型のことで、この技術の活用により、実際に街を作り変えずに未来の都市景観のシミュレーションすることが可能となり、京都の景観問題にも活用可能ではないかと注目されている。

第1部では、世界のバーチャル・シティ研究の拠点の1つであるロンドン大学(University College London)のCentre for Advanced Spatial Analysis(CASA)の所長であるマイク・バティ氏の講演の中でバーチャル・シティ研究の展望が発表された後、CASAのアンディ・ハドソン=スミス氏が、1990年代後半から実施されている「バーチャル・ロンドン」の概要とその先端的取り組みについて講演した。Google Earthや3D映像、カメラが用いられ、聴衆にとって視覚的にもわかりやすい解説が行われた。

第2部では、矢野桂司・文学部教授が「京都バーチャル時・空間」をテーマに講演を行った。また河角龍典・文学部講師は「バーチャル・平安京」について、中谷友樹・文学部助教授は「京都・バーチャル時空間の活用事例」を紹介した。

会場に集まった約100名の聴講者は、熱心に講演に耳を傾け、メモをとっていた。