ボランティア連続講演会 第3回「地域参加による学生の学びとその支援−近江楽座の取り組みについて」(第4回サービスラーニング研究会)開催
2月1日(木)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、第3回ボランティアコーディネーター養成プログラムBKC開講記念連続講演会(第4回サービスラーニング研究会)「地域参加による学生の学びとその支援:近江楽座の取り組みについて」を開催した。
今回は、滋賀県立大学環境科学部助教授の村上修一氏を迎え、平成16年度文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択された「スチューデントファーム『近江楽座』/まち・むら・くらしふれあい工舎」の取り組みについて講演した。
この取り組みは、大学の総合力、教員の専門性、学生の行動力を源に、地域活性化への貢献を通して、地域社会へ根付いていく学生プロジェクトに対して調査や研究、活動等にかかる経費を助成するものである。
2007年度「近江楽座」に採択されたプロジェクトは20にもおよび、滋賀県立大学のある彦根市を中心に高島市や近江八幡市など、活動地域は広範囲にわたる。「大学と地域が共同でよりよい地域づくりにつながるシステムを作る」「地域の活性化に向けて学生と地域の人が共に活動する」「大学の中だけでは学べないことを体験する」という目的の下に実施されており、地域課題の解決・地域活性化への貢献と、学生への教育効果という2つの側面をあわせもった取り組みである。
村上氏からの報告の後、参加者からは、単位認定や指導教員の関わり、地域の民間企業との連携、助成プロジェクトの審査基準など多くの質問がなされ、「近江楽座」の概要からその運営方法まで具体的な話を聞くことができた。
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