「朽キッズ」代表者の西村真由美さん(経済学部3回生)
パネルディスカッションの様子。中央が「近江“学びの旅”企画推進委員会」委員長を務める平田純一・経済学部長 |
近江"学びの旅"おすすめ観光モデルプラン 立命館大学の学生グループ「朽キッズ」が特選を受賞!
2月13日(火)、「コラボしが21」(滋賀県大津市)にて、「近江"学びの旅" おすすめ観光モデルプラン 表彰式・パネルディスカッション」(主催:「近江"学びの旅"企画推進委員会」委員長 平田純一経済学部長)が開催された。この表彰式・パネルディスカッションには、特選を受賞した立命館大学の学生も受賞者及びパネリストとして参加した。
「近江"学びの旅"推進事業」は、産学官の連携により着地型の「学び」をテーマとした「旅」を創造するとともに、首都圏などの旅行会社と連携して旅行商品の造成、販売促進を図り、滋賀県への旅行客数拡大を目的とした事業である。この事業を推進するために、立命館大学、滋賀県、旅行会社、旅客運送事業者、マスコミなどで構成する「近江"学びの旅"企画推進委員会」が設立され、事務局が立命館大学経済学部内に設置された。
今回この事業の一環として、全国から「学び」をテーマとする滋賀県の旅行プランを募集したところ、55名から75件の応募があり、その中から大賞1件、特選1件、入選3件、コンテンツ賞2件が選ばれた。
第1部の表彰式・発表会では、入選者の表彰式と提案者による受賞旅行プランの紹介が行われた。特選を受賞した立命館大学の学生3人のグループ「朽キッズ」(西村真由美さん、青木秀将さん、西島はるひさん。いずれも経営学部3回生)を代表者して、西村真由美さんが受賞した観光モデルプランの「現代版、『おくの細道』」を紹介した。このプランは、1人1冊の俳句帳とデジカメを持ち、近江八景を巡り俳句を詠み、滋賀の情緒を知ってもらうというもので、松尾芭蕉の『奥の細道』がモチーフとなっている。
第2部のパネルディスカッションでは、「どうする?これからの観光滋賀〜近江"学びの旅"のすすめ〜」をテーマに、西村真由美さんをはじめ、大賞受賞者、旅行会社、マスコミ、大学、滋賀県の関係者がパネリストとして意見を交換した。パネリストからは、滋賀県の観光における問題点や活性化の方法・具体案についてそれぞれの視点から意見が述べられた。
会場には、地元の観光ガイドや民宿経営者など観光関連業者らをはじめ約90名が集まり、滋賀県の観光活性化への理解を深める貴重な機会となった。
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