衣笠キャンパス・敬学館でのディスカッションの様子
西陣織会館を視察する参加者たち |
アジア太平洋ユースキャンプを開催
アジア開発銀行(ADB:Asian Development Bank)の第40回年次総会のプレイベントとして、3月11日(日)〜17日(土)の7日間にわたり、立命館大学衣笠セミナーハウスを拠点とした「アジア太平洋ユースキャンプ」が開催された。このイベントはADB、立命館大学の学生も参加している学生団体ROAD(Road of Asian Development)、立命館大学、第40回アジア開発銀行年次総会京都開催支援推進会議、京都大学大学院経済学研究科上海センターの5機関の主催によって実施されたものである。
ユースキャンプには、2006年9月から11月にアジア太平洋地域の大学生を対象に、持続的な開発のために1)経済成長と環境保全は両立するのか、2)人的資源と制度をいかに構築するのか、3)インフラと産業において優先すべきものは何か、の3つのテーマで募集されエッセイコンテストによって参加者が選出された。約600の応募の中から、アジア太平洋地域の15の国・地域から25名が選出され、24名がこのイベントに参加し、各テーマに沿って、京都市内や近郊の施設を視察し、連日議論を重ねた。
最終日のフォーラムでは約250名の聴衆を前に、「私たちは政府・民間セクター、そしてコミュニティの相互作用が持続可能な開発にとって不可欠なものであることを、ここ京都で再認識しました。ある特定の人物や集団ではなく、コミュニティ全体の協力において努力を結集させなければならず、そのために必要なものはアジア太平洋地域の全ての人の強い意志と参加意識です」という、「Voice from the Youth」が宣言され、幕を閉じた。この宣言は、ADB総会時に発表される予定。
ROADのHPこちら http://www.road2007.org/road.htm
ユースキャンプのHPこちら http://www.road2007.org/camp00.htm
ユースフォーラムのHPはこちら http://www.road2007.org/
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