大学教育開発・支援センターの沖裕貴教授の講義の様子
会場の様子 |
「『目的・目標と評価基準を明確に設定する』手法を学ぶ研修会」開催
3月7日(水)、8日(木)に「『目的・目標と評価基準を明確に設定する』手法を学ぶ研修会」(主催:大学教育開発・支援センター)を開催した。この研修会は、2007年度に開催される全学協議会において、教育内容の改善に向けて評価指標の設定・自己点検を効果的に行うことを目的とした、FD(ファカルティディベロップメント)の取り組みとして行われた。
まずはじめに、東海大学教育研究所所長の安岡高志教授が「大学評価と大学活性化」と題して基調講演を行い、明確な達成目標を定めた教育改革の重要性について述べた。
その後、大学教育開発・支援センターの沖裕貴教授が達成目標の作成と自己点検の手法などについて講義を行い、大学評価室から、大学認証評価の仕組みについて説明を受けたうえで、サンプルとなる自己点検・評価報告書をもとにグループワークを行った。
二日目には、教学部副部長のコ川信治教授から、ここまでの研修内容を踏まえて全学協議会文書作成の考え方について講義があり、最後のグループワークでは、本学学園通信「教育力強化特集号」を評価する実習を行った。その後、全学協議会文書起草に向けた行動提起があり研修を終えた。
この研修会には副学部長をはじめとする各学部・研究科執行部および教学部役職者など81名が参加し、具体的な評価票の作成とグループ討議を行うなど実践的な研修となった。
参加者からは、目的・目標と評価基準を明確に設定して文書を作成することの重要性について再確認することができたとの評価を得るなど、全学協議会の成功に向けて大きな一歩を踏み出すことができた研修会であった。
|