立命館大学
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式典の様子

学校法人立命館が小学校校舎再建、校舎整備、地域住民のための集会室兼図書室の設置等に協力した

インドネシア・ジャワ島中部地震支援「住民参加型学校再建プロジェクト」施設引渡し式を挙行


 3月12日(月)、インドネシアのジョグジャカルタ特別州バントゥル県のカラキジョウ地区にあるムハマディヤ小学校において、2006年5月の中部ジャワ地震によって倒壊した校舎の再建が完成し、その贈呈式が行われた。これは、学校法人立命館が小学校校舎再建、校舎整備、地域住民のための集会室兼図書室の設置を計画し、このほど、その贈呈式を行ったものである。
 
 立命館では教職員、学生、さらに卒業生や企業などからの寄付を募り、600万円の基金を集め、また、カラキジョウ地区住民の奉仕、ガジャマダ大学の教員、学生の協力によってこの事業が進められた。

 贈呈式には、立命館から薬師寺公夫・立命館アジア太平洋大学(APU)副学長、木村一信文学部長、藤山一郎国際教育・研究推進機構講師、立命館大学インド洋津波・小学校再建プロジェクト学生実行委員会が参加。ジョグジャカルタ州やバントゥル県カラキジョウ地区の行政官やムハマディヤ小学校の代表、児童や地域住民ら総勢200名あまりが集まった。

 木村文学部長や立命館職員は、2006年8月、バントゥル県出身のAPU留学生の案内で被災したこの地区を事前に調査。今回の取り組みへの協力を決定した。現在、APUに約140名、立命館大学に約20名のインドネシアからの留学生が在籍しており、ジョクジャ州から来ている学生も多い。

 また、小学校再建プロジェクト学生実行委員会のメンバーらは、セレモニーの3日前からムハマディヤ小学校の教室に入り、子供たちとの交流活動を行った。代表の間中光さん(産業社会学部2回生)、「地域の人たちからの感謝の言葉を聞き、逆に教わったり、学ぶことが多く、感謝の気持ちを持っています。子供たちの人なつこさが印象的です」と言っている。