政策科学部・政策科学研究科が宇治に新拠点を開設 オープニングイベント「みんなで活用!交流拠点〜地域住民とNPO・行政・大学の研究交流で何ができるか〜」開催
3月24日(土)、立命館大学政策科学部・政策科学研究科の政策実践研究の新拠点を宇治市の宇治橋通りに開設することとなり、同日、京都府山城広域振興局にて、関係者や宇治を中心とする山城地域の地域住民への拠点開設のPRを目的とし、オープニングイベント「みんなで活用!交流拠点〜地域住民とNPO・行政・大学の研究交流で何ができるか〜」を開催した。
政策実践研究とは、ケーススタディを中心とした実践的な研究のことで、同学部・同研究科は、地域での政策実践研究に取り組んでいる。今回、宇治市に開設する新拠点には、地域調査拠点として地元NPOや市民、行政とともに協働事業等を行い、大学院生を派遣する。具体的な活動内容としては、住民団体・NPO・行政・地方議員そして、学生・教員による日常的な交流拠点を目指し、交流サロンや研究会、ワークショップなどを行っていく予定である。
オープニングイベントは、川口清史・立命館大学学長の挨拶の後、行政担当者・NPO関係者・大学教授ら4人によるシンポジウムが行われた。平岡和久・政策科学部教授が司会を担当し、重森臣広・政策科学部副学部長を含む4人のシンポジストらは、行政・NPO・大学というそれぞれの立場から、現状の課題、交流拠点の活用方法について意見を述べた。また、聴講していたNPO関係者らも、活動内容や問題点について発言した。
来場者は、メモを取りながら熱心にそれぞれの意見に耳を傾けた。シンポジウムの後には交流会兼施設案内が行われ、たくさんの来場者が参加し、今後の拠点活用への理解を深める貴重な機会となった。
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