Adrienne NUSSAU 世界銀行1818 Society会長
外務省北米局日米地位協定室長の伊澤修氏 |
世界銀行講演会・外務省外交講座
3月27日(火)、衣笠キャンパスで「世界銀行講演会・外務省外交講座」を開催した。第一部では世界銀行講演会とし、Adrienne NUSSAU 世界銀行1818 Society会長が「国際機関(世界銀行)で働くということ」をテーマに、第二部では外務省外交講座、「外務省の仕事について」を論題に、伊澤修外務省北米局日米地位協定室長が講演した。
講演の中でNUSSAU会長は、実際に世界銀行で働くと、多文化環境という大きなスケールで仕事をできる利点がある一方、世界銀行での空席は少なく仕事を得るのは難しいという現実も語った。
第二部で、外務省北米局日米地位協定室長の伊澤修氏は、「まだ駆け出しだったころに第一次湾岸戦争が勃発し、日本がかつて経験したことのない危機に陥り、外務省内も混乱していた」と当時のエピソードを披露し、外務省での様々な経験を紹介した。
聴講者の一人は、「始めて国際機関で働く人の生の声を聞けて良かった」との声が聞かれ、盛会の内に幕を閉じた。
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