講義を行う池坊由紀氏
会場は60名の受講者で一杯になった |
東京駅で学ぶ京都学、「立命館京都文化講座」 開講
4月10日(火)、立命館東京キャンパスにて、「立命館京都文化講座」がスタートした。
この講座は、京都の伝統文化の担い手や立命館大学の「京都学」に携わる研究者が、研究成果に基づき、1年間(前期・後期)にわたって4つのテーマ(@京の色彩、A京の乱、B京の荘厳と雅、C京の生活)で京都の歴史・文化・芸術・宗教・暮らしなどを解説していく。どのテーマも全6回。
この日はテーマ@「京の色彩」が開講。開講に先立ち、(この日は公務により参加できなかった)木村一信文学部長の挨拶が事務局より代弁され、本講座について「文学部および文学研究科の教育と研究の実践とその成果を結集した講義である」と紹介があり、「平明で興味がもて、かつ深みのある講義を行うべく工夫と努力を行っていく」と決意が述べられた。
第1回目の講義では、華道池坊次期家元の池坊由紀氏が「花のこころ」と題して、花をいける文化が醸成されていった歴史、花をいけるこころについて講義を行った。定員60名の教室は満席となり、熱気に包まれた教室で受講生は熱心に耳を傾けていた。
※前期開講講座のテーマ@、Aは募集を終了しました。後期に開講する講座の募集方法については後日HPでご案内いたします。後期の講座ラインナップはこちら
|