立命館大学
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衣笠キャンパスで熱烈な歓迎を受ける温家宝総理

立命館小学校児童と交流する温家宝総理

立命館大学生とは様々なテーマで対話を行った

立命館大学硬式野球部の学生と交流する温家宝総理

温家宝 中国総理が立命館大学を訪問

 4月13日(金)、中華人民共和国の温家宝総理が立命館大学を訪れ、立命館大学生や立命館小学校の児童と交流を行った。温総理の日本訪問は、日中両国間の協力関係の強化を目指したものであり、その中で教育、文化、青年の交流促進は長期的な両国間の安定的発展にとって重要なテーマとして位置づけられている。

 温総理一行は15時前に立命館大学衣笠キャンパスへ到着。吹奏楽部など、500名の学生、教職員の歓迎を受けるなか、図書館での学生との交流会へ参加された。交流会では中国語を学ぶ学生4名のスピーチを受けて、「時間を忘れて勉強することが人生において重要」などとアドバイス。また、立命館小学校の児童とともに漢詩を朗読し、その詩を自ら揮毫された。交流会の最後に温総理は、立命館大学図書館へ「四庫全書」(中国の古典をまとめた書物約500巻)を寄贈された。

 交流会に続いて、西京極野球場にて、立命館大学硬式野球部との交流企画が行われた。西京極野球場の正面玄関前では、約160名の立命館大学、立命館高等学校及び立命館宇治高等学校野球部員等が歓迎した。

 球場では、温総理に日中友好35周年を記念してつくられた立命館大学硬式野球部背番号35番のユニフォームが贈られた。ユニフォームに着替え、一塁側ベンチから入場された温総理は、立命館大学硬式野球部主将 籾山幸徳さん(産業社会学部4回生)、捕手 乗替寿朗さん(産業社会学部3回生)とキャッチボールを楽しんだ後、マウンドへ。バッターボックスの籾山さんに対して、空振りを奪う好投を見せた。

 最後に立命館大学硬式野球部に北京オリンピックの帽子を贈呈され、野球部員とともに記念撮影。鄭柚衣さん(文学部3回生)からは花束の贈呈も行った。

 スーツに着替えてから行った会見では、「今回の訪日では、京都の嵐山、右京区の農家を訪問、そして立命館大学の学生と野球を通じた交流も楽しむことができて、大変楽しかった」とさわやかな笑顔で語られた。

<立命館大学と中国との交流の歴史>

 立命館は第二次世界大戦後、「平和と民主主義」を教学理念に定めて学園運営を進めており、長くにわたって中国との交流を深めてきました。1990年代、特に2000年の立命館アジア太平洋大学開学以降、中国からの留学生は飛躍的に増え、現在875名を数えています。2004年からは立命館大学において中国の大学幹部を養成する国際研修、2005年からは中国の大学で環境技術教育を担当する教員への研修をスタート。これまでにおよそ20の省、500人を超える受講生を受け入れています。また同年、日本で初の孔子学院を中国政府、北京大学との連携で設立するなど中国語や中国文化の普及を通じた交流事業にも力を注いでいます。