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筑紫哲也客員教授

教室の様子

「学ぶとは何か」、新入生に筑紫哲也客員教授が語る


 4月14日(土)、衣笠キャンパスにて、筑紫哲也氏(立命館大学国際関係学部客員教授)による全学部の新入生を対象とした特別講義「学ぶとはなにか〜より良き"Rits Life"を送るために〜」を開催した。

 この講義で筑紫哲也客員教授は、「生徒(高校生)」と「学生」とはなにが違うのかという視点から、主体的に学ぶ姿勢が今後の学生生活において重要であるということに触れ、「@常識を疑う、A現在を疑う、B自分を疑う」ことを実践し、自分の考えを持つことの必要性を語った。また、めまぐるしく入ってくる情報に振り回されることなく、"しっかりとした知識"とその知識から醸成される"知恵"でもって、情報をうまく選別することの重要性に触れた。

 その他、コミュニケーション能力(対人能力、日本語力)の低下や他人に対するボランタリー精神の高揚などを、戦後日本におけるこれまでの若者の特性との比較から、"現在の若者の特異性"として挙げ、講義内容がこれからの日本あるいは世界を担う若者へのメッセージであることを述べた。

 最後に、「Rits Lifeを楽しもう」との励ましのメッセージがあり、参加者の大きな拍手で閉会となった。

 この講義には新入生約400名が参加し、熱心に耳を傾け、メモを取っていた。学生の感想からは「今の学生に何が必要なのか、また、学ぶとは何かということをこれから真剣に考えることのきっかけになった」との声が聞かれた。