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学生ベンチャー支援団体VBCが、企業と共同で洋菓子を開発



 4月18日、立命館大学の学生ベンチャー支援団体・ベンチャービジネスコミュニティ(VBC)と、滋賀県の茶製造販売「千紀園」、洋菓子製造販売「パレット」が共同で開発した洋菓子「はなし、はずむ」の発表が行われた。
 プロジェクトの中で、立命館大学生の岩永健一さん(経済学部4回生)、岡本淳子さん(経営学部4回生)、右近倫太郎さんは市場調査や商品企画などを担当した。
 「はなし、はずむ」は「千紀園の抹茶」、国内産うるち米、沖縄きび糖などを使用し、お茶のいい香りやもっちりとした食感などのおいしさが特徴。20日より京滋の両社の店舗にて販売する。

【プロジェクトの詳細について】

1.プロジェクト名称
「滋賀県いいもの発信プロジェクト」

2.プロジェクト・メンバー
株式会社千紀園 大石直永、株式会社パレット 前田省三、
立命館大学VBC(ベンチャービジネスコミュニティ)岩永健一 岡本淳子 右近倫太郎

滋賀県産の良質な食材でつくられた「はなし、はずむ」
3.プロジェクトの目的
「滋賀県にいいものがあることを伝えたい」という想いを商品にこめ、商品名「はなし、はずむ」にもあるように、お客様が笑顔になり、はなしがはずむ楽しい時間を過ごしていただけるような商品を目指しました。

4.商品について

商  品
近江茶だっくわーず(洋菓子)
商品名
「はなし、はずむ」
発売予定価格
税込み 1680円
発売予定日
2007年4月20日金曜日
商品の内容
今回の商品には、滋賀県の環境こだわり農産物の緑茶、大津仰木の地卵など滋賀県のいい材料を使用し、加えて美味しく仕上げるために「千紀園の抹茶」、国内産うるち米、沖縄きび糖などを使用し、お茶のいい香りやもっちりとした食感などのおいしさをプラスしています。


発表に臨むVBCの3人

5.商品のテーマ、商品コンセプト
「大切な人へ身体によくて、おいしいものを」をテーマに、商品コンセプトは「大切な人に笑顔をはこぶ商品」としました。私たちは、大切な人の代表として「おかあさんの笑顔」を選び、メンバー一人ひとりがそれぞれの「母親の笑顔」を想い浮かべるとともに、プロジェクト・チームで作成した手作り絵本などで共通認識を持ちました。

6.プロジェクトの裏話
「商品開発では、学生の発想と行動力でさまざまな行動を起こしました。まず、材料の柱であるお茶の原点を知ろうと、実際に茶摘みからお茶の完成品に至るまでの工程を体験しました。また、滋賀はお茶の発祥地であり、その由来について実際に日吉神社でお話を伺いました。そして、商品開発の真髄をつかもうとお手本となる店のスイーツを調査、分析しました。例えば、流行のコンビニスイーツを抱えきれないくらい買い集め、市場に求められている商品を比較分析したり、大阪と京都のデパ地下を巡り、お菓子のトレンドや包装を調査したり、京都の抹茶菓子を比較分析したりしました。その結果、メンバー全員の体重が著しく増えたというエピソードがあるくらいです。プロジェクト・メンバーにはターゲット層の社会人学生もおり、常にターゲット層のニーズを意識できるという利点がありました。また、一人の学生をモデルに、彼が見てきた「母の笑顔」を絵本に展開し、商品コンセプトのイメージをメンバーで共有しました。また、真夏の暑い中、足が棒になるまで自分たちの納得する製造店を求めて歩き回り、商品を試し、お客様の評判に耳を傾けました。そこで、『パレット』さんと運命の出会いをしました。このように好奇心をもって、"体当たりで行動してみる"をモットーに企業の方々と心をひとつにしたことで、今回の商品が生まれたと感じています。」