立命館大学
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挨拶を行う川口清史・立命館総長

記念撮影の様子

中国・安徽省(第二期)「大学管理運営幹部特別研修」がスタート!

 5月21日(月)、「中国・安徽省(第2期)大学管理運営幹部特別研修」がスタートし、衣笠キャンパスで開講式を開催した。式には、中国安徽省から来日した大学管理運営幹部27名と来賓、学園関係者が出席した。

 中国から研修員を受け入れるのは、2004年8月に重慶市第1回研修から数えて19回目となる。すでに重慶市、甘粛省、吉林省、江西省、湖南省、新疆ウィグル自治区、広西チワン族自治区、貴州省、四川省、安徽省の大学および機関などから504名が受講しており、今回の研修団を含めると531名となる。安徽省からの研修団受け入れは今回で2度目。

 開講式で、川口清史・立命館総長は「研修団の皆さんは、21世紀の中国の高等教育の改革を進める上で期待されており、ここでの経験は貴重なものになることと思う。21世紀のアジアの平和と安定は、中国と日本の友好と協力の基盤なくしては成り立たない。そのためには、我々が21世紀の人材養成の拠点である大学間の交流において、地道で誠実な実績と友好を積み重ねていくことが重要だ」と歓迎の挨拶を行った。

 また、游衣明・中華人民共和国在大阪総領事館領事からは「中国での高等教育の大衆化は、我々に多くのチャンスを与えているが、多くの解決すべき問題がある。この研修を通じて多くの大学改革の経験を学んでほしい」との激励の言葉を送った。続いて行われた歓迎パーティでは、研修の成功と日中友好を願って研修団と学園関係者との交流を深めた。

 本研修プログラムは、これまでの大学管理運営幹部特別研修と同様、政府開発援助(ODA)による中国内陸部人材育成事業の一環として、学校法人立命館が、円借款を実施する国際協力銀行(JBIC)と協定を結んでプログラムの開発と準備を進めてきたものである。研修員は日本の高等教育制度や大学の管理運営の実例などについて学ぶ。

 この研修は、立命館大学衣笠キャンパスを拠点に、立命館アジア太平洋大学(APU)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)、東京などで行われる他、JBIC、慶応義塾大学、京都大学、島津製作所訪問などのフィールドワークを含め、5月21日(月)から6月8日(金)までの約3週間で実施される予定。

 立命館では同様の研修プログラムを引き続き実施し、2007年度は陝西省(1回目・2回目)、海南省(1回目)、太原理工大学(1回目)、長春工程学院(1回目)などからの受け入れを予定している。