立命館大学
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山田洋次監督(右)と 冨田美香・映像学部准教授(左)

会場の様子

映像学部「映像文化研究」 山田洋次監督が講演

 5月11日(金)、衣笠キャンパス以学館2号ホールにて、「映像文化研究」第2回目の講義を開催した。今回は『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』、『武士の一分』などで知られる映画監督で、2007年4月から立命館大学の客員教授に就任した山田洋次氏を迎えた。

 はじめに、山田監督の代表作『男はつらいよ』シリーズの第一作目を学生全員で鑑賞し、上映終了後、山田監督を交えてディスカッションが行われた。山田監督は、「この映画はどんな映画だったのか」、「それぞれのシーンの主人公の台詞や表情にはどんな意味が込められていたか」を一言で説明せよ、といった課題を学生に課すとともに、映画の魅力を他者に簡潔に説明できる鑑賞力・考察力の重要性を説いた。また企画の経緯や主演の渥美清氏との付き合いなど、映画制作の裏側や、一つのカットへのこだわりや完成までの苦労を語った。そして、それらワンカット・ワンシーンに込められた意味を分析することが、「映像」を学ぶ上で重要であると説いた。

 学生からは、「自分とプロの映像師との着眼点の違いに驚いた。非常に参考になったし、今後も講義を通して作品鑑賞力を養いたい」、「『男はつらいよ』を初めて観賞したが、是非2作目以降も観てみたい」などの声が寄せられた。

 映像学部のHPは こちら