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株式会社良品計画 専務取締役 海外事業部長の古田正信氏

多くの聴講者が講義に耳を傾けた

第1回アドヴァンスト経営学講演会シリーズ「MUJIは真のグローバル小売業になれるか」開催

 6月22日(金)びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、2007年度国際経営学科連続講演(外部講師招聘)第2弾、および第1回アドヴァンスト経営学講演会シリーズが開催された。アドヴァンスト経営学講演会シリーズとは、就職活動を控えた3回生や活動中もしくは就職活動を終えた4回生以上の上回生を対象に、大学教員や社会の第一線で活躍する方を講師に迎え、実社会で活用される経営学をより実践的な視点で学ぶことで、今後の自らの学びやキャリアを考える契機を提供することを目的としている。第1回として、「MUJIは真のグローバル小売業になれるか」をテーマに、株式会社良品計画 専務取締役 海外事業部長の古田正信氏を招き、講演を展開した。

 講演の中で古田氏は、MUJIのコンセプト、これからの良品計画の進む道について紹介。また、良品計画が実際にヨーロッパ、アジア、アメリカに進出し、異なる進出国に合わせたビジネス展開の仕方、どのように成功をおさめ、またどういった問題に直面したかなど具体的な体験談も交えて語った。中でも表題にもなっている「真のグローバル小売業」というトピックには特に力を入れて説明。「MUJIは真のグローバル小売業であるのか」という問いに対して、「全ての人々に安くMUJIの商品を供給したい。それがまだできていないMUJIは真のグローバル小売業とは言えないのではないか。その国、その国の人達に密着したMUJIでありたい」と古田氏は語った。最後は質疑応答の時間が設けられ、活発な議論が繰り広げられた。

 会場には、経営学部を中心に多数の学生が参加し、ビジネスの最前線で活躍している講師ということもあり、普段はなかなか聞けないような話題性に富んだ講演に興味深く耳を傾けていた。


<2007年7月5日掲載>