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学生と歓談する鹿児島県の伊藤祐一郎知事

講義の様子

全国知事リレー講義第10回 鹿児島県の伊藤祐一郎知事


 6月26日(火)、衣笠キャンパスにて、「全国知事リレー講義」の第10回目を開催した。今回は鹿児島県の伊藤祐一郎知事を迎え、「三つの挑戦〜フェアな社会づくりを目指して〜」と題した講義を行った。
 講義の中で伊藤知事は、「これからの時代、力を持つであろうアジア地域へ向けて日本の各地域から向かおうとする際、必ず通ることになる九州に鹿児島県は位置する。その立地条件を活かし、鹿児島県はアジアからの外国人観光客の誘致などを行っている」と述べた。また、このリレー講義で各県の知事に対し一貫して問うている、道州制議論について伊藤知事は、「現在の都道府県の制度は120年ほど前に作られたものである。その時代、市町村には膨大な数があったため、国からの情報を得る際、都道府県が媒介にする必要があった。しかし、現在はインターネットなどを使い簡単に情報の交換をできる時代になってきており、都道府県の必要性もなくなってきた。現在の市町村の数は約2000であるが、それが1000ぐらいになれば、道州制もより具体的に議論できるようになるのではないか」と話した。
 旧自治省出身で中央と地方の両方から地方自治を経験した伊藤知事の講義に、会場は興味深く聞き入った。

全国知事リレー講義の詳細はこちら


<2007年6月27日掲載>