全国知事リレー 第7回 静岡文化芸術大学学長 川勝平太氏
6月5日(火)全国知事リレー講義の第7回目の講義が開催された。今回は、地方自治を広い視野から見るべく、静岡文化芸術大学学長で国際日本文化研究センター客員教授の川勝平太氏をお迎えし、講義を行った。
講義の中で川勝氏は、「国家には3つの持たなければならない力があり、それは、軍事力、経済力、文化力である。戦前の日本は軍事力に、戦後の日本は経済力に特化してきたが、これからは、文化力こそが重要になってくる」と述べ、立命館大学が映像学部を新設したことも、日本の文化力を育む一助になるだろうと語った。
また、これからの日本について、「日本は景観に基づいて国造りを行うべきだ。日本が景観を美しく保てば、日本がGarden Islandになり、日本の文化的景観が育まれ、日本の文化力も高まるだろう」と話した。
これまでの知事とは違った角度からの講義に、会場は終始興味深く講義に聞き入った。
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