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アーティストで、立命館大学客員教授の日比野克彦氏による講義

講義に聞き入る学生たち

映像学部リレー講座「クリエイティブ・リーダーシップ・セミナー」第4回目開催

 6月1日(金)、衣笠キャンパスにて、クリエイティブ・リーダーシップ・セミナーの第四回目の講義を開催した。今回はアーティストで、立命館大学客員教授の日比野克彦氏を迎え、「地域とのアートプロジェクト 美術がいかに地域に貢献できるか」をテーマに、視覚教材を用い講義を展開した。

 日比野氏は講義の冒頭、「イメージがあればアクション可能」と学生に語り、具体的に自身の経験を織り交ぜ視覚教材を用い講義を展開した。日比野氏は2005年に水戸で「HIBINO EXPO 2005 日比野克彦の一人万博」を開催し、自身の「ダンボールアート」に関連したポスターやDMをもダンボールを用い作成した実績を紹介し、「技術がなくてもイメージがあれば表現できる。伝えたいこと、向かいところがあれば行動できる」と語り、イメージを持って創作活動に取り組むことの重要性を示した。また、展覧会の会場作りに関しても、「自分のイメージを引き出しやすいような場作りを」とも語った。

 日比野氏は、技術云々ではなくイメージや想いを重視し、創作中の失敗品もなるべく道筋に残し、それから新たなイメージを得るという。また、新たなイメージを得るための方法として「真っ暗な所へ行き、あらゆる情報を遮断しイメージを働かせ、新たな創造物を」とも語り、モノ作りに関し一貫して、「気持ちを人に伝えること。想いを形にすること」と強調した。

 最後に学生との質疑応答が行われ講義は終了した。

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