立命館大学
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会場の様子

能楽写真家協会 写真展 開催中

 6月25日(月)から、衣笠キャンパスのアート・リサーチセンターにおいて、能楽写真家協会 写真展が始まった。これは能楽を専門として撮影を行っている能楽写真家協会が、能楽の普及・啓蒙に役立てばと、今回初めての開催されるものである。年末に早稲田大学の演劇博物館でも開催されるが、演劇博物館と提携関係にある立命館大学で一足早く公開されることとなった。7月8日(日)まで。

 能楽写真家は全国に50名ほどしかおらず、この写真展ではそのほとんどの写真家の作品を見ることができる。会場内には36点の写真・映像作品が展示されており、古くは1970〜80年代のものから、近年撮影された舞台の写真が展示され、それぞれの写真家の会心の作を見ることができる。中には野外能の写真や、1987年の金閣寺金箔張替え時の奉納能といった貴重な写真もある。
 また同時に、立命館大学アート・リサーチセンター所蔵品から、能楽版画を得意とした絵師・月岡耕漁の1900年頃の作品も見ることができる。

 協会員の渡辺真也さんは「能楽は650年前から続き、日本芸能の原点です。またセリフの中で京都の地名も多く出てくるので、現在の風景と照らし合わせながら見ると楽しいですよ。ぜひ若いうちから触れてほしいですね」と語り、また同じく協会員の今駒清則さんは「能楽を見たことがない人こそ、ぜひ来ていただき、雰囲気をつかんでもらいたいです。私たちは芸術として、また記録として写真を撮っています。100年後のために、今残しているのです」と話している。

<開催日時>
 2007年6月25日(月)〜7月8日(日) 10:00〜17:00
         (6月30日・7月1日も開室します)
<場  所>
 立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター1F 展示室


<2007年6月28日掲載>