挨拶を行う長田豊臣・立命館理事長
起工式の様子
新たなライフサイエンスの拠点となる 生命科学部・薬学部校舎の完成予想図 |
生命科学部・薬学部 新棟建築工事起工式を挙行
6月6日(水)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)の生命科学部・薬学部の建設予定地である第2グランドにて、「立命館大学BKC 生命科学部・薬学部 新棟建築工事 起工式」を行った。式には、設計・施行者・立命館学園関係者等約60名が参列し、工事の安全を祈願した。
生命科学部と薬学部は、「いのち」の問題を多角的・総合的にとらえる学問研究の発展に向けて、新たなライフサイエンスの拠点として2008年4月より開設予定である。この開設に伴い、立命館大学の自然科学系学部は4学部20学科となり、私立大学では最大規模の理系教育・研究拠点となる。生命科学部・薬学部は、「人類の幸福・福祉の増進に役立つサイエンスの発展」を目標として掲げ、理系4学部によるこれまでにない融合型の教育・研究を展開していく。
起工式では、厳粛な雰囲気の中、神事を執り行った。その後の直会では、立命館学園を代表して長田豊臣・立命館理事長が、「21世紀は『生命科学の世紀』と言われているが、学園がさらなる発展をするために、生命科学部・薬学部に期待している。総合大学の強みを生かして、人文・社会科学との連携も進めていきたい。また生命・医療の課題を多角的にアプローチし、日本の新たなライフサイエンスの拠点にしたい」と決意を述べた。そして、川口清史・立命館総長の乾杯の音頭で、列席者はしばし歓談を楽しんだ。
生命科学部・薬学部は、豊かな学びを実現するため、生命科学部4学科と薬学部薬学科の計5学科が連携・融合。さらに、医科大学や産業界とも協力する。これまでに立命館大学は、滋賀医科大学と教育連携に関する協定を締結。関西医科大学とは学術交流に関する包括協定を結び、教育・研究の一層の発展をめざしている。また、産学連携プロジェクトを多数展開している理工学部・情報理工学部と同様、生命科学部や薬学部も産業界との連携を深めていく。大学院教育とも連携し、学部から大学院まで系統的に学べる教育プログラムを設置する。
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